これまでと違った自分に……高校(大学)デビュー漫画ランキング

ランキング

別れの3月が過ぎ、4月と言ったら出会いの季節。
中でも”入学”は人生で最も大きな出会いのイベントの1つです。
周りは知らない人だらけの中で、これまでと違った自分を演出して新たな生活をスタートさせようとする人も多くいることでしょう。

ここでは、そんな新学期を迎えた皆様に、まんが王国で2018年3月最もユーザーに読まれた高校(大学)デビューをするところから始まる作品を紹介します。

第5位
中卒労働者から始める高校生活/佐々木ミノル 日本文芸社
中卒労働者から始める高校生活
©佐々木ミノル/日本文芸社
両親を亡くして中卒で働いていた主人公(18歳)が通信制高校に通うお話です。
そのことにコンプレックスを抱き、周囲にあたり散らすなど精神的に未熟な場面の描写が多いのですが、そこがリアルといいますかこの漫画の魅力だと思います。
そんな主人公に共感している読者も多くいるようですが、家庭の事情などにより、自身が望む教育を受けることができなかった人に響いているのかもしれません。
普通に生活していると、何が普通で何が特別なのか、わからなくなることもありますが、そういった人にも是非読んで欲しい漫画です。

第4位
高校デビュー/河原和音 集英社
高校デビュー
©河原和音/集英社
高校生になったら自動的にカレシができるんじゃないかと思ってた…。
中学時代は部活に全てを捧げていた主人公がモテたい、恋したいとモテる男にコーチをお願いして変わろうとするお話。
まさに!といった直球のタイトルの少女漫画です。
今まさに部活に打ち込んでいるけど、恋もしたい人、学生時代に部下漬けだったけど、恋もしたかったあなたにおすすめです!ぜひ読んでみて下さい。

第3位
たいへんよくできました。/佐藤ざくり 集英社
たいへんよくできました。
©佐藤ざくり/集英社
小学、中学と不登校になってぬいぐるみと話していた主人公が高校デビュー。
友達100人できるカナ?うきうきだった入学式を経て特に失敗することも無くかといって目立つことも無く、結果気付いたらぼっち状態に…。
そんな中友達はいらないと言う男子と少し仲良くなり、次第に恋に―。
友達ができたことに泣いて喜んだり、でも結局ハブられて、またぼっちに戻ったり、特徴的なシーンも多々あります。
友達って怖い…でもやっぱり楽しい人生には必要な存在ですよね。
これを読んであなたの友達づくりのきっかけにしてみてはいかがですか?

第2位
春待つ僕ら/あなしん 講談社
春待つ僕ら
©Anashin/講談社
自分を変えたくて遠くの高校に入学したものの上手く溶け込めなかった主人公。
唯一の憩いの場はバイト先のみ。そんなバイト先に学校の人気者イケメン4人組が通い始めて……。
最初クラスメイトの会話を聞きながら心の中で会話する悲しいシーンもありますが、ちゃんと友達もできます。
王道の少女漫画ですが、新しい環境で恋をしたいあなたにおすすめです!

第1位
コーヒー&バニラ/朱神宝 小学館
コーヒー&バニラ
©朱神宝/小学館
田舎から出てきて大学デビューに成功?した結果、高嶺の花 リサ様になってしまった主人公。
周りが作り上げたイメージを壊すわけにもいかず、恋に憧れていたのにこれではまともに恋も出来ない……。
ある意味ではデビュー失敗とも言える形ですが、すぐに大人な男性と恋愛が始まります。
大学生×イケメン社長の甘々な恋愛ストーリー。『コーヒー&バニラ』が堂々の1位となりました。

番外編
しったかブリリア/珈琲 講談社
しったかブリリア
©Coffee/講談社
ランキングには惜しくも入りませんでしたが、一押しのマンガをもう一つ紹介します。
大学でサークルを3つ運営して、学年首席で、3ヵ国語話せて、国際ボランティアやってて、スポーツ万能で、クラブDJもやってて、スタバのバイトリーダーもやっている。
というとんでも設定を周りに信じ込ませている主人公。もちろん誤魔化せるよう最大限の努力をする。
なんでもかんでも知っているよう話すしったかぶりの主人公ですが、ある日そんな設定前の過去を知る高校時代の元カノが現れて……。
その元カノさえ丸め込む主人公の話術と内心焦りまくるその様が面白い。
新しい環境。上手くいけば何を言っても信じてもらえるかもしれませんが、この漫画を読んで学んで下さい。
ホラを吹くのもほどほどに。

そのまんま参考にするも良し、同じ失敗をしないようにするも良し。
あなたの高校(大学)デビューの助けになること間違いなしですので、是非読んで楽しい学生生活を送って下さい。