大人が全力で遊んで何が悪い。女1人、男2人のルームシェアコメディ『カテゴリ・テリトリ』
山東ユカ先生は、アニメ化もされた『スパロウズホテル』など、ブラックジョークを交えたギャグ4コマの名手として知られている。一筋縄ではいかないキャラクターたちが織りなす会話劇は、一度読んだら癖になること間違いなし。 なかでも本作『カテゴリ・テリトリ』は、山東ユカ先生のセンスがいかんなく発揮された傑作。
山東ユカ先生は、アニメ化もされた『スパロウズホテル』など、ブラックジョークを交えたギャグ4コマの名手として知られている。一筋縄ではいかないキャラクターたちが織りなす会話劇は、一度読んだら癖になること間違いなし。 なかでも本作『カテゴリ・テリトリ』は、山東ユカ先生のセンスがいかんなく発揮された傑作。
動物が登場する漫画、と聞くと、どんな漫画を思い浮かべますか? ツイッターで話題を呼び、単行本化もされた『こぐまのケーキ屋さん』やアニメ化もした『しろくまカフェ』など、動物を扱った漫画はたくさんあると思うのですが、私が最もオススメしたいのは、『動物のお医者さん』という漫画です。2003年にはテレビドラマ化もされたので「名前を聞いたことがある」という人は多いかもしれません。
フェチと漫画は、切っても切り離せない関係にある。 そりゃ、「脚フェチ」くらいだったら、現実の脚を眺めれば足りるのは当然だが、例えばフェチが「オムツを履いたスライム」だった場合大変だ。 その対象は、現実に存在するわけがない。当然である。 つまり、現実離れしたフェチズムの持ち主は、必然的に創作の世界に依存せざるを得ないのだ。
昔、上司に毎日のように怒鳴られなじられ、死にたくなりながらも職場に通う日々があった。いま思えば完全なるパワハラだったが、その環境にいるとなかなか気付かなかったりする。結果的に隠れてやっていた副業先の企業から「これくらいのお金を出すからフリーランスになってはどうか」という提案をされたことで、私はその職場で耐え続ける以外の選択肢を考えることができた。あのときの「ここから抜け出せるのか」という希望に満ちた喜びは、今も忘れない。
日本の国民食、ラーメン。 そんなラーメンを題材にして、「もう駄目だ」と思うくらいの絶望を経験したすべての人に送る、ぜひ読んでほしい名作がある。 群馬県の小さなラーメン屋の1杯をめぐって、さまざまな人々の「生きる意志」が折り重なるハートフルストーリー、それが『ラーメン食いてぇ!』だ。
日常系作品の世界は、漫画好きが憧れる世界の1つだ。友達と過ごすゆるふわな日々の幸せ。 『KILLER☆KILLER GIRLS キラキラガールズ』は死刑囚が集められた女子監獄の物語。凶悪犯だって日常系でゆるふわしたい! …というコメディの皮をかぶった、リアルを描く劇薬的な作品だ。
本日まんが王国コミックスよりもろおか紀美子先生の『辛辣人生 それでも私は生きている』の合冊版が配信されました。 もろおか紀美子先生といえば「色欲」「魔性の女」などを描くレディコミ作家といったイメージがありますが、こちらのタイトルはこれまでのもろおか紀美子先生の作風とは大きく変わったとても重いお話となっております。
人生観を変えられるような、価値観を揺さぶられるような、そんな漫画や漫画家に出会うことがある。 日本橋ヨヲコは筆者にとってその一人で、おそらく、読んだ人の「特別な作家」になる確率の高い漫画家であると思う。 今回取り上げるのは、彼女のデビュー作を含む初期短編集『バシズム 日本橋ヨヲコ短篇集』だ。
いつから大人になるのか。 きっとそれに、明確な答えはない。 しかし日本では、20歳を境に多くの義務と権利が与えられるようになる(※2018年7月現在)。 20歳が大人への節目であることに、間違いはない。
男子たるもの、どんな人にも多少なりともマザコンの気があるもの。 実家に帰れば、なんだかんだで母親の健康や体調に気を使ってしまったり、 社会人としての姿を褒められるとつい嬉しくなってしまったり……。 僕はマザコンか、といわれると反射的に「違うわ」と言いたくなるものの、ハッキリと否定できないタイプの男子です。