恐ろしくて神秘的な隣人。蟲と人々の息遣いが聞こえてくる漫画『蟲師』
今回ご紹介する漫画『蟲師』でも私は、当たり前だからこそそれが見えていなかったのではないか、という思いを抱いた。 いるようで、いないようで、いる。今これを書いている私の隣にも「蟲」はいるのかもしれない。
今回ご紹介する漫画『蟲師』でも私は、当たり前だからこそそれが見えていなかったのではないか、という思いを抱いた。 いるようで、いないようで、いる。今これを書いている私の隣にも「蟲」はいるのかもしれない。
お酒との付き合い方は節度を持って。最近になってやっと分かった。おせぇ。 そんなお酒、色々な種類のあるお酒だが、基本的な作り方は「菌」を使うこと。これに尽きる。 ということで、今回は菌を主題に置いた農業的な漫画『もやしもん』について話そうと思う。 わざわざ「農業的な漫画」と表現したこと、これは最後までこの記事を読んで頂ければ、なんとなく分かるはずだ。 お酒はあまり…という方にもぜひオススメしたい漫画である。お酒の話だけじゃないので。 いやあ、でも、お酒飲みながら読む漫画ってのも、いいもんですよ。のちのちシラフの時読み返したら「あれ!?俺この話読んだっけ!?」てなるもん。2度おいしいもん。
「自己肯定感」という言葉をTwitterなどで目にすることが多い。 というのはつまり、自分がそういうタイムラインを作っているということではあるのだが、書店の自己啓発本コーナーなどでもよく見かける言葉であるし、関心を持つ人が増えていることは事実だろう。 ありのままの自分を認めることに、程度の差はあれど、何らかの違和感を抱いている人が、少なからずいる。 今回紹介するのは、そんな人たちの、そんな人たちに向けたエールのような漫画だ。
格闘漫画『刃牙』シリーズの主人公、刃牙いわく「男なら誰だって一度は地上最強を夢見る」そうだ。分かる。私も夢見た。子供の頃、部屋の電気のヒモを自分で揺らして、それをシャドーボクシングのようにかわしながら夢見た。 今回は「最強の男」ボクシング世界チャンピオンの物語『ZERO』の中身を追っていきたい。
「自分に子どもがいたら◯◯したい」という類の想像は、多くの人がすることがあるだろう。そして漫画好きであれば、「自分に子どもがいたら、この漫画を読ませたい」なんてことを考えるものだ。 『サヨナラコウシエン』(天久聖一)は、筆者の考える、最近の「もし自分に子どもがいたら読ませたい漫画」のひとつだ。
今回ご紹介させて頂く、父と娘の関係性、成長を描いた料理漫画『甘々と稲妻』の第一話は、お米が主題だ。 いやそうなんですよ。お米って大事なんですよ、と第一話を読んだ時、私は膝を打った。
「長く続いている、長寿連載である」ことが最大の特徴として、読んだことのない人にも広く知られている漫画がいくつかある。 時代を経るごとに「タイトルだけは知ってる」という層が増えていく。「今さら手を出しづらい…」と思われてしまうのだ。 その気持ちはわかる。でも、長く読み継がれている作品には、それだけの魅力があるものだ。 今回紹介する『エロイカより愛をこめて』(青池保子)も、そんな長寿作品の一つである。
今回は、中世ヨーロッパの戦場を思うがままに飛び回った魔女の漫画『純潔のマリア』についてお話ししたい。 空も飛べちゃう、召喚もできちゃう、私が小学生の頃確信していた魔法の世界がそこにある。
ジメジメして過ごしにくい梅雨。沖縄在住の自分はひと月前からすでにそんな状態なので、さすがにそろそろ堪えてきました。湿気でだるい、疲れる、やる気が出ない…でも大丈夫。この時期ならではのストレスもBLを読めば解決できます。ご紹介するのは市川けい先生の青春BL『スロースターター』です。学生同士の淡い恋を描いた本作では、不倫や嫉妬に狂う泥沼、当て馬、激しいセックスなんていう濃厚ドラマ展開はすべてなし。かといって物足りなさは感じさせず、思わず「ナイス爽やか!」と叫んでしまいたくなるような清涼感たっぷりの萌えが詰まっています。
『高校球児 ザワさん』は、2008年から2013年にかけて「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載された作品。 野球の強豪校・私立日践学院高校の野球部に、マネージャーではなく選手として所属する唯一の女子部員・「ザワさん」こと都澤理紗(みやこざわ・りさ)と、彼女の周辺の人物を中心に、高校球児たちの3年間を描いた漫画だ。