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私たちは性にふりまわされている『荒ぶる季節の乙女どもよ。』

子供のいる親を見ると「セックスしたんだな」とつい考えてしまい、思春期に悶え苦しんだ人、多いと思う。   漫画『荒ぶる季節の乙女どもよ。』は、文芸部に所属する5人の少女が、性を理解できず苦しみ続ける様子を描いた群像劇だ。原作は『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』などで知られる岡田麿里。

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センパイキモいっスね。後輩はイジりがちょっと過激『イジらないで、長瀞さん』

思春期男子は、押されると弱い。女の子にぐいぐい押されたい願望は、みんなあったんじゃないかなあ。ただし、叩いたり罵られたりバカにされたりとなると、少々厳しいかもしれない。 『イジらないで、長瀞さん』のヒロイン・長瀞さんは、美術部員のセンパイを文字通り泣かせるまで詰め寄ってくる女の子。主に言葉責め。「キモいっスね」「センパイ瞼がピクピクしてますよぉ?」「男のくせに…力弱いっスね~」「女子から告られるとか有り得ると思ってるんですか?」容赦なく責める。そりゃ泣くわ。

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趣味を話せる相手がいるって幸せだ『スローモーションをもう一度』

「胸キュンラブストーリー」なんて死語だ。   …ごめんなさいそれは言いすぎたかもしれない。 でも、ウェッティな「純愛もの」が流行った80〜90年代に比べたら、最近のコンテンツはカラッカラッにラブが枯渇しているのは間違いない。   最近では、ラブを主題にしたコンテンツでも、無理やりサスペンス要素を足したり、主人公がイかれた妄想野郎だったり、「ストレートに見せたカットボール」の場合が多い。

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マンガで学べる転職活動!仕事で悩んだら『エンゼルバンク-ドラゴン桜外伝-』を読め!

爽やかな陽気が心地よい季節となりましたが、実はこの時期、転職を考える人が増えるそうです。   その理由は至ってシンプル。6月はボーナスが出るからです。もらうものだけもらって、すっきりオサラバということですね。同じ理由で12月のボーナス後も退職者が多くなるとのこと。   読者の皆様の中にも、転職検討中な方もいるのではないでしょうか。今回はそんなときにとても参考になるマンガ『エンゼルバンク-ドラゴン桜外伝-』を紹介します。

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横浜・恵比寿・吉祥寺。その引っ越し先、憧れだけで決めてない? 『吉祥寺だけが住みたい街ですか?』

そろそろ引っ越してみようかな、なんてつぶやいてはみるものの、瞬間、頭のなかに「でも今の家は駅から近いし」「古本屋もあるし」「近くのご飯屋は美味しい」…と反対意見が山ほど浮かび、引っ越しモチベーションをひねりつぶします。そんな時に読んだら、心から「うらやましい…」と思ってしまうのがこの作品、『吉祥寺だけが住みたい街ですか?』です。

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どうしようもない状況下で、もがく少年少女たち。『神様がうそをつく。』

どうするのが正しかったのだろう。作品を読んだ時に、登場人物が取った行動について考えることがしばしばある。行動次第で、より良い未来を得ることができたのではないか、と。 『神様がうそをつく。』という作品でそれを考えた時、どうしようもなさに無力感を覚えてしまう。