今回ご紹介するのは、栗原まもる先生の『つぶつぶ生活』です!
米田コウジはイケメン26歳絵本作家。デビュー作が大ヒットしたものの、死んだ彼女のことが忘れられず、スランプの日々。
同居人……というか家主の豆木豊(愛称・マメ)は、26歳の在宅トレーダー。見た目は強面ですが、料理が得意で気遣いの塊、心優しい男性です。
ある日、マメが子猫を拾ってくるところから物語は始まります。
新作を描けない絵本作家と同居人、同居人が拾ってきた子猫(「みるく」と命名)。そして、コウジの担当の美人編集者・白花さん。
3人と1匹による複雑な四角関係(!?)を描いたドタバタラブコメディーです。
ホンワカした日常に、登場人物の心の傷や葛藤、成長する姿が散りばめられているこの漫画。
一見なんでもない生活が個性豊かな登場人(猫)物によって彩られていて、クスッと笑えたり、感情移入して読み入ってしまったり、そんな場面が満載です。
特に見所は、猫も混ざって混迷を極める恋愛模様です。全く交わらないそれぞれの恋心は、成就するのか……!?
―と、こんな短い文章では説明しきれない本作の魅力。
「まんが王国」のサイトに投稿された「まんがレポ」から抜粋して、読者の方々の声でお伝えしたいと思います!


そう、猫のみるくがすごく可愛いんです。
筆者も猫を飼っていますが、猫好きには堪らないシーンが満載です。マメの旅行カバンに紛れ込んでいるシーンが特にお気に入りです。

そして、マメの作る美味しそうなご飯の数々も見所の一つです。読んでいるとお腹が空いてきます…。
この作品は、5巻まで刊行後、諸事情により連載を終了することとなった経緯があります。
その後、ファンの方々の支援もあり無事連載を再開できたのですが、それに対する喜びのコメントも多く見られます。



読者の方々のまんがレポを読んで、あなたも読みたくなってきたのでは?
読むときっと元気をもらえる漫画です。
『つぶつぶ生活』