麗しき女性バーテンダーが織りなすカクテル漫画『まどろみバーメイド』
お酒が、酒場が大好きだ。 心に残る1杯は疲労や悩みを打ち消してくれたり、旅の思い出になったり、人生を少し豊かにしてくれる。誰しもそんな記憶があるだろう。 お酒に関する豆知識やカクテルをめぐるさまざまな人間関係を描いた新感覚漫画、それが『まどろみバーメイド』だ。
お酒が、酒場が大好きだ。 心に残る1杯は疲労や悩みを打ち消してくれたり、旅の思い出になったり、人生を少し豊かにしてくれる。誰しもそんな記憶があるだろう。 お酒に関する豆知識やカクテルをめぐるさまざまな人間関係を描いた新感覚漫画、それが『まどろみバーメイド』だ。
うつ病、パニック障害、統合失調症、過食症、拒食症、ヒステリック……これらの精神障害は、風邪などの病と同様に、いつだって私たちが当事者になりうるものだ。しかし、なったことがない多くの人々に、その症状の辛さや心境を理解してもらうのは難しい。「結局甘えなんじゃないの?」なんて辛辣なことを言われてしまう可能性だってある。 そんな当事者の孤独は、同じようにその病と向き合い戦う人たちの姿をみることで癒されるかもしれない。
道満晴明は、群像劇マンガの名手だ。多くのキャラクターの視点を、短編物語として切り取って淡々と描くことで、世界全体に漂う、スラップスティックな躁と、消すことのできない悲しみを表現していく。 『メランコリア』はこの道満晴明節が全開になっている作品。各話のタイトルの頭文字はアルファベット。地球滅亡へのカウントダウンは、おそらく全26話だ。
どんな有名人にも無名の時代はある。 そして、どんな人だろうと悩み・苦しみ・ときには笑い、悪戦苦闘するときがある。 それを人は青春と呼ぶのだと思う。 『アオイホノオ』はクリエイターとしての主人公の青春が詰め込まれた作品だ。 圧倒的な才能を持つクラスメイトとの比較に挫折・葛藤していく主人公の気持ちが痛いほどわかる。
思春期に何を考えて過ごしていたか……。 読者の皆さんは覚えていますか? 怒り。希望。恥じらい。反抗心… 多感な思春期にしか感じることができない気持ちや感情は、意外とたくさんあったよなぁ。なんてふと思うことがあります。心の中でモヤモヤと黒い感情が膨れ上がって胸が痛くなるあの感じは、大人になった今となっては懐かしいものです。
こんにちは。幽霊が怖すぎて怖すぎてホラー番組も映画も絶対観れない筆者です。 ガチのホラー漫画も苦手なのですが、幽霊が出るからといって「怖い」とは限りませんよね。きっと。そうであってほしい。 今回ご紹介するのは、人間と幽霊のあらゆる交流を描いた(ガチホラーではない)3つの作品です。
隣に住んでいる人と話したことがない。 転居先は一人暮らし、地元以外で気軽に遊べる友達もいない。 子どもが知らない大人に話しかけられると少し不安になってしまう……。
寺を舞台にしたありえないハチャメチャギャグBL『イケメン坊主~恋して昇天ナンマイダ~』 知る人ぞ知る「男専門の駆け込み寺」昇天院に助けを求める晃。 しかし境内といい、全裸で出迎えるイケメン住職といい、あやしさ満点!来てはいけない世界に迷い込んでしまったと焦る晃の運命は・・・!? 「禊の儀式」によって取り付いていた情念から解放された晃改め法名「蓮珠」だが、相変わらず変態発揮の住職・那宜にキレ気味でツッコむひとこと。
猫のように音を立てず街を駆け抜け、鳥のように空を飛べたら……。 自分自身に「動物の特性が身についていたら」なんて思ったことがある人、けっこう多いんじゃないだろうか。 そんな人間と動物のハイブリッドが戦う近未来SF漫画が『ディザインズ』だ。 描くのは、五十嵐大介先生。草花や風景、動植物などの自然物を描かせたら、いま漫画業界の中で最も上手な漫画家のひとりではないだろうか。
自分は主人公じゃない。 小さな頃、世界は自分を中心に回っていると思っていた。しかし、主人公と言えるような存在は他にいて、自分はその他大勢であることを段々と自覚する。 これは大多数の人が、通過してきた体験と言えるだろう。 『モブ子の恋」は、そんな大多数の「脇役」たちの恋を描いた物語だ。