レビュー

細密ペン画に隠れた、日常への鋭い観察眼。panpanya作品の2つの魅力

夢日記、日常もの、SF……。panpanya先生の作品を一言で説明するのは、難しい。 作風でいうと、ボールペンで繊密に描かれる日常風景と、その中で営まれるシュールな生活が最大の特徴である。   しかし、「ペン画がカッコいい!」くらいにしか思っていなかったpanpanya先生作品の印象が、とあるインタビュー記事での「細かく描かないと“もたない”と思うところは、細かく描いています。逆に緻密に描く必要がないと思う箇所、描かずとも“もつ”場面に関しては、必要以上に描かないようにしています」との思いを読んで以降、ガラリと変わった。

レビュー

ダンディズムとギャップは正義。おじさまフェチは全員『てんちょう、ダメ、絶対』を読んでくれ

ジャニーズよりも阿部寛が好き? 分かる。わたしも。   ピチピチの若い美男子よりも、貫録のあるシワを顔に刻み、大人の余裕と優しさで包み込んでくれる……、そんな「おじさま」が好きな方、きっといますよね。   今回ご紹介する『てんちょう、ダメ、絶対』に登場するのは、おじさまフェチの女の子。 理想のおじさまとの出会い、そして恋。   おじさまのダンディズムにゆっくりと溺れていく…………のが王道なんですけど、そうもいかない恋愛模様をぜひご覧ください。

インタビュー

『ギルティ ~鳴かぬ蛍が身を焦がす~』その人気の秘密に迫る -丘上あい先生 独占インタビュー-【前編】

「講談社×まんが王国 共同プロジェクト」として独占先行配信を開始し、以来まんが王国でランキング上位を取り続けている『ギルティ ~鳴かぬ蛍が身を焦がす~』。 「1話目から、衝撃の展開が待ち受ける――」そんな強烈なキャッチコピーを掲げた大人気作品。今回、まんが王国ラボ編集部が作者の丘上あい先生に独占インタビューをさせて頂くことが出来ました。 前後編に分かれる大ボリュームのお話から、その人気の秘密に迫ります!

レビュー

平成感ある〜!! こういう青春時代のマンガを気軽に読めるのはいいですよね。 GALS読みながら平成カルチャーを思い返してみる的な。

ああ、平成が終わる。   ガラケーはスマホになり、消費税は8%になり、「いいとも」が「めちゃイケ」が、「おかげでした」が終わり、SMAPが解散し、安室ちゃんが引退する。   平成元年に生まれた筆者はまさに平成ど真ん中世代。自分のアイデンティティのひとつが終焉を迎えるにあたって、ふと思い出したことがある。   それは……ギャル。

インタビュー

『君を瞳に映さない』新刊配信記念! 大和名瀬先生インタビュー

将来を有望視されるも、「コミュ障」「引きこもり気味」「仕事ができない」という現実とのギャップに苦悩する千晴。そんな三重苦男子が、生まれて初めての恋に惑う――!? 人気作家・大和名瀬先生、待望の新刊『君を瞳に映さない』が配信になりました。 舞台は温泉旅館。「大学柔道選手×温泉旅館の息子」のピュアで可愛い恋愛譚です。

まとめ

夏に向けて読んでおこう 褐色肌ヒロインの魅力を味わえる漫画特集

褐色肌のヒロインは、昔から漫画作品の花形。メタな話だと、そもそも褐色キャラはトーンが面倒くさく、漫画家の負担が非常に大きい。それなのに増えつつあるということは、作家側が褐色っ子に思い入れがあり、読者も求めているからだ。   今もホットな褐色少女キャラを何人かご紹介。

レビュー

江戸時代の性風俗がよくわかる『浮世艶草紙』にドキドキ

主に江戸時代を中心に描かれた、性風俗の絵画、春画。   2015年に東京で、2016年には京都で開催された「春画展」は、性を取り扱う展覧会ながら大盛況だった。東京会場では20万人を超える入場者数を突破したそうだ。   なんだかんだ言って、みんなやっぱり性のことには興味津々なのである。たった150年前でありながら、性の価値観が驚くほど違っていた江戸時代。そのさまざまなエロスに思いを馳せた人は多いはず。   そんな「江戸のエロが知りたい!」という欲望を存分に叶えてくれるの漫画が『浮世艶草紙』なのだ。  

まとめ

とにかく推したい。このメガネ男子がたまらない3選

私事ではありますが、昔からはちゃめちゃにメガネ男子が好きなんです。   とりわけ二次元において、メガネ男子の位置づけってオンオフがはっきりしていたり裏表があったり、エリートキャラだったりとなにかしらギャップがあることが多い気がしていて。   メガネ男子×二次元=ギャップ萌え の方程式が成り立つと思うんですよ。   女性読者の皆さんの中にも、私と同じくメガネ男子好きの方は多くいらしゃるのではないでしょうか……? そこで今回は、愛おしく魅力的なメガネ男子が登場する漫画を3作品ご紹介します!

レビュー

もしもゲームオタクがゲームの世界にまぎれこんだら…『百万畳ラビリンス』

ゲームの世界に入りたい。   無敵状態で走り回ったり、モンスターと旅したりしたい。   僕らはそんな夢のある世界の一端に触れたくて、現実世界になんら影響を及ぼさないのに、つい熱心にゲームに勤しんでしまうのではないでしょうか。   現実もそんなにつまらないわけじゃありませんが、非現実世界のめくるめくワクワク世界の刺激は、やはり格別なのです…!