メディア化

まとめ

編集者の視点で選ぶ! 本づくりに情熱をかける“本のオシゴト”漫画3選

ここを読んでいるあなたは、人並み以上には漫画が好きですね。でも、漫画がどうやって出来上がるのかは、知らない人も多いのではないでしょうか?今回は、本を愛す人にこそ読んでもらいたい、本ができるまでを描いた作品を紹介します。出版・編集と聞くと、華やかなイメージもあるかもしれませんが、じつは作業のほとんどが地味なもの。それでも、編集者と作者の間で生まれる困難や、人間ドラマがたくさんあります。そんな“本のオシゴト”の魅力を、編集者でもある筆者の視点と併せて紹介したいと思います。

その他

今週のまんが名言vol.31 土竜<モグラ>の唄/高橋のぼる

潜入捜査官・菊川玲二の極道サクセスストーリー『土竜の唄』からの名言! モグラ(潜入捜査官)の菊川玲二が、極道の世界で成り上がっていく、痛快アクションコメディ。 玲二が万引きした女子高生に厳しく言った言葉。 万引きをした女子高生に、店主がいたずらをしていたことを見破った玲二。その悪行から救うために無罪放免にするが、罪をしっかり自覚させるべくかけたひとこと。 さらに玲二はいたずらをしていた店主に対して、「人の事をゴミだなんて言う人間こそ、本当のゴミなんじゃないのか」と厳しく詰め寄り、過ちを認めさせた。

レビュー

驚異の死体遭遇率!イケメンモデルの謎解きミステリ『重要参考人探偵』

友達みんなで「あれ読んだ!?」と考察にワイワイはしゃぐ漫画もいいけれど、たとえばカバンの奥に常にあって、手持ち無沙汰の時に何度でも読み返せるような漫画も素敵だな、と思う。 絹田村子先生の作品は、私にとってそんな空気を持つものばかりだ。スッと日常のそばにいて、静かに心に入り込んでくる。 今回紹介するのは、とある不幸な体質を持つ男の、すこし不思議で恐ろしいミステリ漫画『重要参考人探偵』である。

レビュー

本当の「善」と「悪」とは何か?『いぬやしき』で描かれる存在意義の観念について

何がいいことで、何が悪いことか。 みなさんには、これがすぐに判断できるだろうか? 私には、それがよくわからない。「いいこと」も「悪いこと」も人によって異なるからだ。 そんな私が最近読んだ『いぬやしき』という漫画がある。『GANTZ(ガンツ)』の作者・奥浩哉先生が手がけた人気漫画で、2017年にアニメ化、2018年には実写映画化もされた。 「身体がロボットになったヒーローが悪い奴を倒す、よくあるバトル漫画でしょ?」と思っていたのだが、それは大間違いだった。アクションというよりは、緻密な心理描写や、人間関係が描かれているヒューマンストーリーに近いかもしれない。

レビュー

20年の時を超えてもなお輝き続ける名作『神風怪盗ジャンヌ』がスゴい

いや〜〜〜〜、すごい作品ですわ。   記事を書くにあたって、久々に、それこそ10年以上ぶりに読み返して、一言めの感想がそれだった。   単行本2巻目でアニメ化が決定し、売り上げ累計は全7巻にして500万冊を記録。   『キューティハニー』や『リボンの騎士』などからその潮流が生まれ、『美少女戦士セーラームーン』シリーズで広く一般化した“バトルヒロイン”なるジャンル。   その世界に新しい風を巻き起こし、りぼんっ子をワクワクとドキドキでいっぱいにした超名作。   もう世代のみなさんはもう分かりますよね!? 懐かしさにエモ爆発して倒れる準備はできてますか、アラサーのみなさん!!   そう、紹介するのは種村有菜先生の代表作『神風怪盗ジャンヌ』です!

まとめ

『ゴールデンカムイ』が好きならこれ読んで!民族系漫画の魅力

アニメ2期も決定し、大ヒット中の『ゴールデンカムイ』。舞台となっている北海道への聖地巡礼も盛り上がっているようだ。 2018年1月には二風谷アイヌ文化博物館では『ゴールデンカムイ』とのコラボ展示が行われ、8月から開催されているスタンプラリーでは『ゴールデンカムイ』によってアイヌ文化に魅了された読者が次々と広大な北海道の大地を横断している。 そう。『ゴールデンカムイ』の魅力の核はスリリングなバトルシーンや謎が謎を呼ぶストーリーだけではなく、物語を彩るアイヌ民族の文化描写だと言ってもいい。 魅力的な民族文化に触れられるマンガはゴールデンカムイだけではない。民族の文化と歴史が鮮やかに描かれた漫画を2作品紹介する。