学園

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不良×ケンカ×茶道部!?異色の茶道漫画『お茶にごす。』が異常に癒される

「茶道漫画」と聞くと、うっかり「何やらおてんばでちょっぴりドジだけれど、まっすぐで一生懸命な女子高生がお茶の道を極めて行く」漫画を想像してしまう自分がいる。多分これはものすごい偏見なのだけれど。 しかし、最近その偏見をぶっ壊されるような漫画に出会った。 「悪魔」と呼ばれるほどの強さを持つ不良少年が、茶道部に入部する漫画『お茶にごす。』だ。

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「お前と関わるとみんな不幸になる」。17歳の心の闇を描いた『シガテラ』のすごさ

不運なことが続いたとき、「全部自分のせいなんじゃないか」なんて、思ってしまうことはありませんか?   何をやってもうまくいかないと、自分自身が「不幸のタネ」のような気がしちゃうことが私はよくあります。いわゆるネガティブ思考なのかもしれませんが、こういう人って少なくないと思うんです。   今回ご紹介する漫画『シガテラ』は、まさに「自分のせいで周りが不幸になってるんじゃないか」と思い悩む少年の人生を描いた漫画です。

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もし、同性の親友から恋心を抱かれたら……? 友情と愛情のはざまで揺れるピュアBL『まばたきのあいだ』

異性愛者であるわたしにとって、これまでの恋愛対象はいつだって男性。 女性が友達・親友以上の存在になる可能性を考えたことはありませんでした。   あの時友人だったあの子が、今仲良くしているこの子が、もし仮に、自分に恋愛感情を抱いていたとしたら。   そんなことをふと思ったのは、男性同士の友情と恋愛を描いた『まばたきのあいだ』を読んだことがきっかけでした。

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正義、演劇、ニセJK!セーラー服女子漫画特集

まんが王国ラボの皆さんはじめまして、個人ニュースサイト「かーずSP」のかーずです。名刺では「二次元ヒロイン研究家」という肩書きを名乗っています。 「萌え」という言葉が生まれる前から二次元ヒロインに傾倒していった筆者による萌え語り第一弾は、王道の属性「セーラー服」。 ムシムシした夏をふっ飛ばすくらいの爽やかなセーラー服少女が活躍する漫画特集、いってみましょう!

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哲学、潔癖、エロ僧侶。愚しくも憎めない「愛しのこじらせ男子」3選

2013年に流行語大賞ノミネートになったほどの、「こじらせ女子」という言葉。「流行に疎く、自分の女子力に満足していない女性」を意味するようですが、今ではもっと広義的で「なにかしら性格や特性に難を抱えている女性」を指すようになっているのでは、と感じます。   さて、女性ばかりがこじらせこじらせと言われる昨今ですが、男性だっていろいろこじらせていますよね??   今回は、わたしの独断と偏見で「こじらせ男子」を3人ピックアップしました。   3人それぞれ多少の難はありつつ、どこか憎めない、なんだかカワイイ、総じて「愛しいこじらせ男子」たちです。

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巧みな心理描写に引き込まれる!「普通」の男の子の波乱万丈な人生を描いた『おやすみプンプン』がすごい

思春期に何を考えて過ごしていたか……。   読者の皆さんは覚えていますか?   怒り。希望。恥じらい。反抗心…   多感な思春期にしか感じることができない気持ちや感情は、意外とたくさんあったよなぁ。なんてふと思うことがあります。心の中でモヤモヤと黒い感情が膨れ上がって胸が痛くなるあの感じは、大人になった今となっては懐かしいものです。

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きっとどこかにある、等身大の恋。『モブ子の恋』

自分は主人公じゃない。   小さな頃、世界は自分を中心に回っていると思っていた。しかし、主人公と言えるような存在は他にいて、自分はその他大勢であることを段々と自覚する。   これは大多数の人が、通過してきた体験と言えるだろう。   『モブ子の恋」は、そんな大多数の「脇役」たちの恋を描いた物語だ。

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Twitterから産まれた「沼コメディ」漫画 『男子高校生とふれあう方法』

頭の中をからっぽにして、何も考えずにゲラゲラ笑いたいときってありませんか?   「面白い漫画を読みたいけど、ストーリーが複雑だと取っ付きにくい」 「すでに何冊も発売されている漫画だと、追いかけるのが大変」 などなど、新しい漫画を読み始めるのは、意外とハードルが高いという人も多いでしょう。

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「変」な女の子に心をドギマギする漫画3選

男性の皆さん。   普通ではない、ちょっと「変」な女の子に心惹かれることありませんか?   ふとした会話の中で、「え?」と思う言葉が返ってきたり、普段の様子から「この子、何考えてるんだろう」と疑問に思ったり……。   変な部分が少しでもあると、好奇心が駆り立てられたり、もっとこの子と話してみたいと思うなんてこと、ありますよね。

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エロい、ゲスい、でも尊い。美少女JKのお下品コメディ『有害指定同級生』

高校生、思春期、17歳。恋の話は楽しいけれど、性の話はちょっぴり照れる。そんな尊い青春時代が、皆さんにはありましたか? 私ある。保健の授業すら照れるタイプの童貞メンタルJKでした。   今からご紹介する『有害指定同級生』は、性への恥じらい皆無でエロに突っ走る有害女子と、彼女に振り回されるピュアな無害女子、ふたりの女子高生が織りなすとっても愉快なお下品コメディです。