講談社

レビュー

結婚相手を政府が決める世界を描いた『恋と嘘』。必死に恋をする少年たちの究極の恋物語。

最近、最後にときめいたのっていつ?   なんて聞かれて「余計なお世話だバカヤロー!」と思ってしまうこともあるんじゃないだろうか。いや、単純に筆者がそうなだけなんだけど。   でも、真剣に思い返してみると、一つだけ思い当たる節があった。   それは『恋と嘘』という、ムサヲさんが描いている漫画作品。

レビュー

愛されることは気持ち悪いし、セックスは気持ちよくない。“ふつうの幸せ”に中指を立てるような『ひもとくはな』という作品

目を見て「好きだよ」と言ってくれて、困ったときは助けてくれて、いつだって私のことを大切に考えてくれる。少女漫画の王子様は、いつだって優しい。それがSっ気のある素直じゃない王子様だとしても、結局最後は助けてくれるし、根本的には主人公のことが好きだったりする。

インタビュー

TVアニメ『Back Street Girls ーゴクドルズー』CV:貫井柚佳・前田佳織里・赤尾ひかるにゴクドルズ愛を聞いてみた。

今回は、こちらのTVアニメ『Back Street Girls ―ゴクドルズ―』で中身極道のままアイドルになってしまったゴクドルズを演じる3名(アイリ役:貫井柚佳、マリ役:前田佳織里、チカ役:赤尾ひかる)にインタビューをさせていただきました。 公式で様々な修行を体験し、キャラクターと共に成長を続けている彼女達にゴクドルズ愛を語っていただいています!

レビュー

生まれた場所や家族によって、私の“幸せ”は決まるのか?『死にたがりと雲雀』

昔、上司に毎日のように怒鳴られなじられ、死にたくなりながらも職場に通う日々があった。いま思えば完全なるパワハラだったが、その環境にいるとなかなか気付かなかったりする。結果的に隠れてやっていた副業先の企業から「これくらいのお金を出すからフリーランスになってはどうか」という提案をされたことで、私はその職場で耐え続ける以外の選択肢を考えることができた。あのときの「ここから抜け出せるのか」という希望に満ちた喜びは、今も忘れない。

レビュー

絶望を経験した全ての人たちに送るラーメン漫画『ラーメン食いてぇ!』

日本の国民食、ラーメン。   そんなラーメンを題材にして、「もう駄目だ」と思うくらいの絶望を経験したすべての人に送る、ぜひ読んでほしい名作がある。   群馬県の小さなラーメン屋の1杯をめぐって、さまざまな人々の「生きる意志」が折り重なるハートフルストーリー、それが『ラーメン食いてぇ!』だ。

レビュー

血が沸騰するような熱を感じたければバシ漫画を読め! 『バシズム 日本橋ヨヲコ短篇集』

人生観を変えられるような、価値観を揺さぶられるような、そんな漫画や漫画家に出会うことがある。 日本橋ヨヲコは筆者にとってその一人で、おそらく、読んだ人の「特別な作家」になる確率の高い漫画家であると思う。   今回取り上げるのは、彼女のデビュー作を含む初期短編集『バシズム 日本橋ヨヲコ短篇集』だ。

レビュー

俺の母さんがこんなに可愛いわけがない…! 『大蜘蛛ちゃんフラッシュ・バック』

男子たるもの、どんな人にも多少なりともマザコンの気があるもの。   実家に帰れば、なんだかんだで母親の健康や体調に気を使ってしまったり、 社会人としての姿を褒められるとつい嬉しくなってしまったり……。   僕はマザコンか、といわれると反射的に「違うわ」と言いたくなるものの、ハッキリと否定できないタイプの男子です。

レビュー

飯がうまいからって仕事が進むわけじゃない。食材も調理過程も全部イカれたグルメ漫画『めしにしましょう』

そこは、漫画家广大脳子(まだれだいのうこ)の仕事場。   敏腕アシスタントである青梅川おめがは、料理の腕も一級品。作業の合間の飯は彼女が作る。過酷だと言われる漫画家の仕事場で出る料理、きっと疲れた漫画家の胃を優しく癒す素材や、徹夜を手助けするエネルギー満点の料理を出すのだろう。そして、元気になった漫画かはまた仕事場に戻るのだ……。