青年漫画

その他

今週のまんが名言vol.20 喰いしん坊!/土山しげる より

大食いはスポーツだ!『喰いしん坊!』 食べることが大好きな会社員・大原満太郎が、プロフードファイター・ハンター錠二との出会いから大食いの才能と開眼。武者修行や大食い野試合を通して大食い道を極めんとする異色料理漫画。 敵の罠に屈したフードファイター熊田が大原満太郎に対してつぶやいた、愚痴のようなひとこと。

レビュー

「こんな兄さえいなければ……」兄と妹、傷だらけの家族再生物語『ふつつか者の兄ですが』

私事で恐縮ですが、わたしには「コミュ力高めの爽やか痩身スポーツマン」な2歳上の兄がいます。   そんな兄のおかげで、中学時代は「アイツの妹」として先輩にかわいがられたり、同級生に羨ましがられたりしたものでした。兄、その節はありがとう。   そんな経験もあり、「特に思春期において、兄弟の存在は少なからず自分の学校生活に影響を与える」と感じています。

まとめ

一足早い納涼に…背筋が凍るようなホラー漫画3作品をご紹介!

暑い毎日が続くと、背筋が冷えるようなこわ〜い漫画が読みたくなりませんか?   ついつい怖いもの見たさで読んでしまって、夜に一人でトイレに行くのが怖くなるのは悲しい人間のサガですよね。   今回は、真夏の暑さを吹き飛ばしてくれるホラー漫画を3作品ご紹介します。

レビュー

「お前と関わるとみんな不幸になる」。17歳の心の闇を描いた『シガテラ』のすごさ

不運なことが続いたとき、「全部自分のせいなんじゃないか」なんて、思ってしまうことはありませんか?   何をやってもうまくいかないと、自分自身が「不幸のタネ」のような気がしちゃうことが私はよくあります。いわゆるネガティブ思考なのかもしれませんが、こういう人って少なくないと思うんです。   今回ご紹介する漫画『シガテラ』は、まさに「自分のせいで周りが不幸になってるんじゃないか」と思い悩む少年の人生を描いた漫画です。

レビュー

盲目の美女はいつも笑いながら、誰とでも麻雀を打つ『笑うあげは』

身体障害者を漫画で描くのは、まだまだ難しい。差別表現になってはいけないし、かといって過度に持ち上げるものでもない。フラットに扱うのはなかなかに困難だ。   田中ユタカ『笑うあげは』は、麻雀好きな盲目のヒロインを描いた作品。そもそも麻雀のような目が一番モノを言う遊戯を、盲目でできるのか? そこの描写こそが、痛快であり、かつ人が生きる姿勢を表現するものになっている。

その他

今週のまんが名言vol.19 ワカコ酒/新久千映 より

生まれ持った「酒呑みの舌」で極上の女一人酒を求め歩くグルメな一冊『ワカコ酒』 酒と食のグッドコンビネーションならば、上質なグルメもB級もなんでもござれの26歳ワカコが、一人呑みをひたすら堪能。至福の瞬間にはお決まりの、目を輝かせて「ぷしゅー」。 ワカコが熱燗とざる豆腐を楽しむ後ろで、同じ店に居合わせた女子2人が恋愛トーク中に話すひとこと。

レビュー

もし、同性の親友から恋心を抱かれたら……? 友情と愛情のはざまで揺れるピュアBL『まばたきのあいだ』

異性愛者であるわたしにとって、これまでの恋愛対象はいつだって男性。 女性が友達・親友以上の存在になる可能性を考えたことはありませんでした。   あの時友人だったあの子が、今仲良くしているこの子が、もし仮に、自分に恋愛感情を抱いていたとしたら。   そんなことをふと思ったのは、男性同士の友情と恋愛を描いた『まばたきのあいだ』を読んだことがきっかけでした。

まとめ

ボーっとした頭にスパイスを。先が読めないサスペンス漫画3選

最近ドキドキ、してますか? 恋愛のドキドキもいいけれど、日常生活に足りない刺激を漫画で補ってみませんか? 今回は脳内からアドレナリンがドバっと出るような、スリルと不気味さのあるサスペンス漫画を3作品ご紹介します! どれも休日使って先を考えながら、じっくり読みたい漫画ばかり。

まとめ

正義、演劇、ニセJK!セーラー服女子漫画特集

まんが王国ラボの皆さんはじめまして、個人ニュースサイト「かーずSP」のかーずです。名刺では「二次元ヒロイン研究家」という肩書きを名乗っています。 「萌え」という言葉が生まれる前から二次元ヒロインに傾倒していった筆者による萌え語り第一弾は、王道の属性「セーラー服」。 ムシムシした夏をふっ飛ばすくらいの爽やかなセーラー服少女が活躍する漫画特集、いってみましょう!

レビュー

女子高生に振り回されながらも、揺るがない気持ち。『繋がる個体』

可愛い女性に迫られたら、男性はつい受け入れてしまうかもしれない。 あるいは、体の繋がりから始まる関係もあると割り切ってしまう人もいるだろう。 それは決して、悪いことではない。   ただそれでも、極限状態に耐えながら体だけを繋いでも意味がないことを説く、『繋がる個体』に憧れてしまうのだ。