マッグガーデン

レビュー

「奇妙なセールスマン」漫画が美しくファンタジックに進化。『バベルハイムの商人』

「魔法」「悪魔」「精霊」…といったモチーフが飛び交う、いわゆるファンタジー的な世界観は、少年または少女向け漫画の定番のひとつだ。10代の頃に夢中になった人も多いだろう。 豊かな想像力でつくられた、現実とは異なる世界の物語を受け入れ、その世界に入り込むことには、実は結構エネルギーが要ると思う。個人的にも、社会人になってからとみにそういった作品を読むのに「覚悟」のようなものを必要とするようになった。 そんな私が、大人になってから読んでハマった、数少ないファンタジー要素の強い漫画が『バベルハイムの商人』だ。

レビュー

「何もない」がある漫画。サンカクヘッド先生の破天荒すぎるデビュー作『ぽんてら』

外では才色兼備の「美妹(びもうと)」、しかし家に帰ると頭身が縮んでグータラな「干物妹(ひもうと)」になってしまう女子高生の生態を描いたギャグ漫画、『干物妹!うまるちゃん』。単行本の累計発行部数は300万部以上を数え、TVアニメも放送されていたため、知っている人も多いはず。 この作品のヒットにより、サンカクヘッド先生は晴れて有名漫画家の仲間入りを果たす。今回は、そんな作者の記念すべきデビュー作『ぽんてら』を紹介したい。『干物妹!うまるちゃん』に比べると絵柄も作風も荒々しいが、ヒロインたちのかわいさや、作者特有のギャグセンスは当時から健在だ。

まとめ

怖くはないけど、苦手な方は要注意?日常系の虫漫画3選

子どものころは虫が好きだったのに、大人になるにつれて苦手になってしまった人、いませんか? かくいう自分も、昔はミミズやバッタを平気で触っていたはずなのですが、今は家の中にカナブンが入ってきただけでもびびるようになってしまいました。 だけど、本や動画で見るぶんには大丈夫。というわけで今回は、作中にこれでもかと虫が出てくる漫画を紹介したいと思います。 どれも日常系の作品なので安心して読める……はずですが、虫の描写がやけにリアルだったり、嫌われ度ナンバーワンの「あの昆虫」が主人公の作品もあったりするため、ご注意ください。

まとめ

ショタ好き、悶絶必至。母性くすぐるカワイイ少年たちを拝める漫画3選

皆さん、ショタ、好きですか??   どちらかと言えばショタ(幼い少年)より渋い40~50代を見ているほうが好きな私ですが、いろんな漫画を読んでいると「いや、これはショタ好きの気持ちも分かる……」と悶えるほどカワイイ少年キャラに出会うことがあります。   その、私が出会った可愛すぎる少年キャラたちの一部をここでご紹介させてください。しっかり者の能面男児、憂いを秘めた外国人の少年たち、顔面がアレすぎる男子高生。   母性の爆発に注意です。

その他

今週のまんが名言vol.4 にがくてあまい/小林ユミヲ より

男色家と同居する事になったキャリアーマンの食事事情(しょくじ、じじょう)を描いた漫画『にがくてあまい』 これは仕事はできるが、私生活はボロボロのアラサーキャリアウーマンの江田マキが同居する料理上手の男子高イケメン美術教師かつ男色家の片山渚から掛けられたひとこと。