懐かしいから新しい。『星のとりで~箱館新戦記~』は“王道少女新選組漫画”だ!
女オタクの“必修科目”のひとつ、「新選組」というコンテンツ 女オタクの多くは、そのオタク人生のどこかで一度は「新選組病」を患うのではないかと思う。 歴史の変わり目にあった激動の時代という背景が、それだけで興味深いのはもちろん、その中で最後まで徳川幕府方として戦い抜いた立場や、局長・近藤勇、“鬼の副長”土方歳三、一番隊組長・沖田総司…といった人物たちは調べるほどにその魅力が浮き彫りになり、彼ら一人ひとりや、その関係性を活写した小説や漫画、映像作品が多数残されてきていることで、なんとなくとっつきづらい印象のある「歴史」というジャンルに足を踏み入れるきっかけとして最適なコンテンツだからだろう。 『星のとりで~箱館新戦記~』(碧也ぴんく)は、女性向け漫画雑誌「WINGS」(新書館)で連載中の作品。