少年画報社

レビュー

読めば肉が食べたくなる! 女子たちが肉をガッツく姿にキュンキュン『肉女のススメ』

なんのかんの肉ってウマい。 脂が甘くて柔らかい和牛、ミッシリと噛みごたえのあるオージー、じっくり煮込んでホロホロになった豚バラブロック、独特の臭みがクセになるマトン、疲れた時に食べると一気に元気になるニンニクたっぷりの馬刺し……。 ああ〜〜〜肉ってウマイな〜〜!! 数年前まではひとりで女が肉をガッツくなんて「はしたない」「女のくせに」とあまりいい目で見られなかったものだが、最近は「おひとりさま」がメジャーになり、ラーメンから焼肉まで幅広く食事を楽しめるようになって、本当によかったと思う。 小鳩ねねこ先生の『肉女のススメ』が生まれたのも、男女関係なく好きなものを気持ちよく食べればいいのだという潮流の表れなのかもしれない。

まとめ

これを読んで、いつか猫と暮らす日を夢想する。 不思議&(きっと)リアルな猫漫画×2

突然だが、この記事を読んでいる人のおおよそ8割は、猫が好きだと思う。 (漫画が好きな人というのは、たいてい猫が好きなものだ。)   筆者も、もちろん猫が大好きだ。 道で猫を見かければつい追いかけてしまうし、猫のかわいい動画を延々と見ることで貴重な時間を消費してしまうこともあるし、友人知人の家に猫がいると聞けば写真をSNSにアップしてくれと懇願するし、あわよくば遊びに行かせてもらう機をうかがう。 残念ながら自身が猫を飼った経験はいまだないのだが、いつか絶対に猫と暮らしたい…!とひっそりと思い続けている。 ここでは、そんな筆者の思いをより強固なものにした猫漫画を2点紹介したい。

まとめ

涙腺崩壊!一人きりのオフタイムに読みたい家族がテーマの漫画3選

我が家は涙もろい人が多い。小学生のころ「奇跡体験 アンビリバボー」や「3年B組 金八先生」など感動するテレビ番組を観て家族みんな鼻をすすっている風景が当たり前だった。その風景を見てどこか冷めていた私は出る涙も出ず、中学生のころまで「ドラマや映画で泣いたことがない」ということが密かな自慢であり意地になっていた。(今考えるとなかなか捻くれているなと思う。)その意地は大人になっても引きずられており、今でも映画館など人前で感動して泣くことには恥じらいを感じてしまう。

レビュー

大人が全力で遊んで何が悪い。女1人、男2人のルームシェアコメディ『カテゴリ・テリトリ』

山東ユカ先生は、アニメ化もされた『スパロウズホテル』など、ブラックジョークを交えたギャグ4コマの名手として知られている。一筋縄ではいかないキャラクターたちが織りなす会話劇は、一度読んだら癖になること間違いなし。   なかでも本作『カテゴリ・テリトリ』は、山東ユカ先生のセンスがいかんなく発揮された傑作。

レビュー

もしもゲームオタクがゲームの世界にまぎれこんだら…『百万畳ラビリンス』

ゲームの世界に入りたい。   無敵状態で走り回ったり、モンスターと旅したりしたい。   僕らはそんな夢のある世界の一端に触れたくて、現実世界になんら影響を及ぼさないのに、つい熱心にゲームに勤しんでしまうのではないでしょうか。   現実もそんなにつまらないわけじゃありませんが、非現実世界のめくるめくワクワク世界の刺激は、やはり格別なのです…!

その他

今週のまんが名言vol.12 HELLSING (ヘルシング)/平野耕太 より

吸血鬼と吸血鬼ハンターの戦いを描く『HELLSING (ヘルシング)』 20世紀末のイギリスを舞台に、吸血鬼と吸血鬼ハンターとの戦いを描いたバトル漫画。 吸血鬼をテーマに、歴史を感じさせる世界観や奥深い設定も秀逸だ。 傭兵部隊隊長ピップ・ベルナドットの死の間際のひとこと。