ホラー

レビュー

幽霊でも、妖怪でもない。本当のおぞましさを描いた傑作ホラー漫画『ギョ』を知っているか

「人がもっとも恐れるのは、自分の理解を超える存在である」 という言葉を、どこかで聞いたことがある。 確かに言われてみれば、自分と思考回路が全く違う人間にまくし立てられるのは怖いし、何を考えているのか分からない人のことも「怖い」と感じたことがある。 さらに言えば、歴史上で繰り返されてきた差別だって、それが元で起きた争いだって、相手のことが分からないし、理解ができなくて恐ろしいから起きたことなんじゃないか、って、そんな風に思ったこともある。

レビュー

謎解き×ホラーの名作『ゴーストハント』は怖過ぎて少女漫画ってレベルじゃない

筆者は結構ホラー好きなので、はじめて買った漫画は『本当にあった怖い話』みたいなやつだったし、貞子が出てくる「リング」シリーズも全部見た。昔、とあるホラー映画を1人で観に行ったら私以外が全員カップルで心が死んだことがある。 さて、さまざまなジャンルのホラー作品に触れてきたなか、「少女漫画で『いちばん怖い作品は?』」と聞かれたら、即答でこの作品を答える。 いなだ詩穂先生の『ゴーストハント』だ。

まとめ

一足早い納涼に…背筋が凍るようなホラー漫画3作品をご紹介!

暑い毎日が続くと、背筋が冷えるようなこわ〜い漫画が読みたくなりませんか?   ついつい怖いもの見たさで読んでしまって、夜に一人でトイレに行くのが怖くなるのは悲しい人間のサガですよね。   今回は、真夏の暑さを吹き飛ばしてくれるホラー漫画を3作品ご紹介します。

まとめ

ハラハラドキドキのストーリーに引き込まれる!篠原千絵の漫画3選

絵、ストーリー、キャラクター、世間の評判。   あなたは新しく読む漫画を選ぶとき、何をきっかけに選びますか?   「ストーリーも重要だし、おもしろくて絵もきれいな漫画を読みたい!」という人も多いのではないでしょうか。   そんなあなたにオススメなのが、篠原千絵さんの漫画です。

レビュー

不気味すぎる毒親漫画『血の轍』からなぜか目が離せない

近年、「毒親」という言葉をテレビやインターネット、書籍、漫画など様々なところで目にするようになった。毒親とは、過干渉やネグレクトなど、子どもに対する異常な執着(もしくは無関心)を示す親のことを指し、子どもがそれにより精神的に病んでしまうケースも多い。   もはやひとつのジャンルとして地位を築き上げつつある「毒親」。そんな毒親テーマに扱った漫画作品の中でも、どこか異色の存在としてあるのが押見修造が描く『血の轍』である。

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怖い、切ない、ほのぼの楽しい。幽霊×人間、愛と攻防を描いた漫画3選

こんにちは。幽霊が怖すぎて怖すぎてホラー番組も映画も絶対観れない筆者です。   ガチのホラー漫画も苦手なのですが、幽霊が出るからといって「怖い」とは限りませんよね。きっと。そうであってほしい。   今回ご紹介するのは、人間と幽霊のあらゆる交流を描いた(ガチホラーではない)3つの作品です。