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コミックevery無料連載レビュー:家族のきずなを紡ぐ心温まるストーリー『ホットマン』

守りたいものがある、それはとても強いことなのかもしれません。 本作品は元不良で美術教師の主人公・降矢円造と父親が違う4人の姉弟、そして円造の娘である七海の絆を描いた物語です。 反町隆史さん主演でドラマ化もされているので、目にしたことがある人も多いのではないでしょうか?

まとめ

「あさひなぐ」「はねバド!」「少女ファイト」「マイぼーる!」スポーツ女子漫画4選

スポーツをしている女子は可愛さ5割増し。これは真実であります。体操服、陸上の短パン、テニスウェアなど、ユニフォームを着ているならディ・モールトベネ(非常に良しッ!!) ということで今回はスポーツ女子漫画特集! 勝利に湧き上がる女の子の笑顔から大マジなスポ根まで、スポーツを通じて女性の魅力が感じられる漫画を集めてみました!

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殺し屋×娼夫の純愛。絶版から見事復活を果たしたアングラBL『イトウさん』シリーズを知っていますか?

どんなに欲しくても今ではなかなか手にすることのできない絶版本。今回ご紹介する『イトウさん』もまた惜しまれつつもその道をたどりましたが、電子書籍化して見事復活を果たした作品です。心を失くした殺し屋・イトウさんと娼夫・キョウスケによる物語は、危険な香り漂う純度高めのラブストーリー。悲壮感が増せば増すほど、孤独に生きて来た二人が巡り会い、暗闇から抜け出し希望を見つけるラストに涙します。

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コワい、ヤバい、でもなんか笑える… 時代が追いついた?藤子不二雄Aワールドへようこそ

藤子不二雄Aは、日本で最も名前を知られていながら、その知名度に反して、漫画作品がほとんど読まれていない漫画家ではないかと思う。 『笑ゥせぇるすまん』の喪黒福造や『プロゴルファー猿』、2004年に実写映画化された『忍者ハットリくん』、2010年にTVドラマ化された『怪物くん』などをきっかけに、その強烈なキャラクターは広く認知されているが、原作漫画には触れたことがない、という人が多いのではないだろうか。

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当たり前を当たり前じゃないものに。海賊たちが生きた時代『ヴィンランド・サガ』

おじさん臭いことを言うが、歴史にはロマンがある。 現代のようになんでもかんでもデータで残る時代じゃない訳で、いくら文献を読み込んでも人々の暮らしの隅々までは分からない。 だからこそ「あの頃はこうだったんじゃないか」と想像することが歴史の楽しみ方の一つだ。 歴史に思いを馳せること。ロマンだ。ロマンでしょ?ロマンです! しかし「あの頃」は殺し合いや略奪、奴隷制が当たり前に存在していた。 現代に生きる中で、特に日本に住んでいるとなかなか理解できない感覚だ。ロマンという言葉だけで歴史を見ていて良いものか?時々、考えてしまう。 どこにも記録が残っていない悲しい話や、薄暗い気持ちになる出来事も数多いだろう。虐げられ、苦虫を噛む人だっていたはずだ。 それが「当たり前」。いつも通りの日常で、普通だった。 『ヴィンランド・サガ』はその時代の「当たり前」を変えようとする人物たちの物語である。

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大事に使われ続けたモノは、かわいい女の子に変身する『しゅきしゅき大手記さん』

『しゅきしゅき大手記さん』。口に出すのは少し恥ずかしいタイトルだが、いたって健全な4コマ&ショートストーリー漫画だ(ちょっとエッチなネタもある)。 高校に通うため、モノフェチの少年がやってきた祖父の骨董店は、付喪神(つくもがみ, 長い年月を経た道具などに神や精霊(霊魂)などが宿ったもの)たちの巣窟だった。「ヒト」と「モノ」を巡る、騒がしくも物悲しい物語が始まる。

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コミックevery無料連載レビュー:罪人たちが蠢く島に隠された真実とは。『天獄の島』

「死刑廃止」が世界の潮流となっている昨今。日本は主要先進国で死刑制度を維持する数少ない国の一つですが、今回ご紹介する『天獄の島』は「倫理的理由」から死刑制度が廃止された近未来の日本が舞台になっています。 死刑制度が廃止された日本の極刑は「島流し」。主人公・御子柴鋭(みこしば えい)は、ある人物を探すために殺人を犯し、絶海の孤島に自ら入獄します。 そこは正義も倫理観も存在しない、重罪人の巣窟。そして、そこで目にした異様な光景。 この島には、何かある――。

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『櫻の園』で考える。JKたちは「女子であること」とどう向き合ってきたか

目を見張る完成度。「17歳の女の子」を最も適切に、美しく描く 桜の木に囲まれた丘の上に建つ私立の女子高。 濃紺の制服に身を包んだ生徒たちは、下校時に校舎に向かって「ごきげんよう」と挨拶をする。 そして春の創立祭では毎年、演劇部がチェーホフの「桜の園」を上演する――。 『櫻の園』(吉田秋生)は、そんな“いかにもな女子高(さらにわかりやすく言うなら「お嬢様高校」)”を舞台に、演劇部に所属する4人の少女たちを主人公として描いた短編連作集だ。

まとめ

ボクサー、ギタリスト、自衛隊…夢も恋も総取りBL!変幻自在のストーリーテラー「ウノハナ」作品3選

夢に向かってひた走る男の、いや、男たちの汗と涙とラブの漫画が読みたくなったらこのお方!さまざまな業界にスポットライトを当て、BLの花を咲かせてくれるウノハナ先生の出番です! 作画と話担当の漫画家ユニットであるウノハナ先生の魅力は、細部に渡って作り込まれたシーン設定と人物描写。各業界のあるあるを楽しむとともに、男子たちのじゃれ合いをしっかりとしたストーリーで堪能できます。夢も恋もガッチリ掴んで離さない、大人のための青春漫画3作品をご紹介!

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夢を追う父親の背中に息子は何を見るのか『花男』

「ちょっとお父さん!しっかりしてよ!」 世界中で、このセリフがどれだけ言われてきただろうか。 物悲しい気もするし、それぐらいの方が変に気を使わない間柄なんだな、とも思える…いや、やっぱり物悲しい気がする。 夢追い人な父親と、現実的な息子。 その関係性が次第に変化していく様子に、自然と胸が熱くなってしまう。 そんな素敵な漫画が、松本大洋の描いた『花男』である。少女漫画『花より男子』の話ではないです。