まとめ

盛り上がってます。鑑賞作品選びの参考にもなる“映画漫画”3選

今回紹介するのは、実在の映画作品を扱った“映画漫画”作品。 このジャンルは、ガイド系漫画の中でも近年特に充実してきていると思う。 表現として漫画に近い部分もある(かつて、戦後日本漫画の黎明期を支えた大御所漫画家の多くは、そろって映画から強い影響を受けている)映画は、コンテンツのジャンルの中で漫画家が扱いやすい題材であること、また近年、電子配信を通じて既存の映像作品に触れることが気軽にできるようになったことが背景にあるのだろうと考えるが、漫画として楽しみながら、さまざまな映画についてちょっとだけ知ることができる作品が増えているのだ。 そんな中から、それぞれバラバラの個性を持った3作品をピックアップしたい。

レビュー

いじめと難聴。重いのに面白い。『聲の形』を読んで考える「エンターテイメント」の話

「漫画」は「エンターテイメント」だと思う。そして「エンターテイメント」は「面白さ」だと、私は思う。 そしてその「面白さ」という言葉は、「笑い」だけを指しているわけではない。 感動ストーリーでは「泣ける」、ホラー漫画では「怖い」、ヒーローものであれば「熱い」。 その物語のテーマに沿った感情を抱けるかどうかこそ「面白さ」だと考えている。 さて、今回ご紹介する『聲の形』という漫画。読んだことがある人なら分かるだろう。 簡単に言ってしまうと、非常に重い話である。 ただ、重い設定ではあるものの、私はこの漫画の「面白さ」にハマり、全部を読んだ。 そして泣いた。

その他

2019年5月:まんが王国ラボ編集部おすすめ新刊コミック20選

いよいよ来月からから新元号「令和」の始まりですね。 なぜかちょっとだけ、わくわくドキドキしてしまうのは私だけではしょうか? 新しい時代はどんな時代になるか、楽しみですね。 それでは、まんが王国ラボ編集部がおすすめする2019年5月配信予定の注目新刊コミックを一挙にご紹介します! 「令和」を代表する作品がこの中にあるかもしれません!!

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懐かしいから新しい。『星のとりで~箱館新戦記~』は“王道少女新選組漫画”だ!

女オタクの“必修科目”のひとつ、「新選組」というコンテンツ 女オタクの多くは、そのオタク人生のどこかで一度は「新選組病」を患うのではないかと思う。 歴史の変わり目にあった激動の時代という背景が、それだけで興味深いのはもちろん、その中で最後まで徳川幕府方として戦い抜いた立場や、局長・近藤勇、“鬼の副長”土方歳三、一番隊組長・沖田総司…といった人物たちは調べるほどにその魅力が浮き彫りになり、彼ら一人ひとりや、その関係性を活写した小説や漫画、映像作品が多数残されてきていることで、なんとなくとっつきづらい印象のある「歴史」というジャンルに足を踏み入れるきっかけとして最適なコンテンツだからだろう。 『星のとりで~箱館新戦記~』(碧也ぴんく)は、女性向け漫画雑誌「WINGS」(新書館)で連載中の作品。

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宇宙ゴミの回収業者。そう遠くない未来のヒューマンドラマ『プラネテス』

「宇宙デブリ」という言葉をご存知だろうか。 例えば打ち上げから年月が経ち、使われなくなってしまった人工衛星の部品。多段ロケットでの切り離しの際にどうしても出来てしまう破片。 当然、宇宙は無重力なので、そういったものは基本的に地球へ落ちてくることなく、いつまでも宇宙空間を漂うことになる。 それが「宇宙デブリ」。つまりゴミのことだ。

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ときめく春の男子祭り!性癖のクセ強男子学生のスペシャリスト『春田』作品3選

春です。真新しい制服に身を包んだ男子学生たちが眩しくってたまりません。その愛らしい姿を赤の他人(しかもそれなりの年齢)が凝視するのは数秒でさえも危険ですが、漫画の世界ではいつでもOKなのが最高ですよね♡ ちょっぴりおバカでやんちゃで底抜けにエロい男子学生の生態を余すことなく描ききる存在、その名も春田先生の作品を3つご紹介します!

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漱石、鴎外、啄木……「文豪」たちのダメっぷりを堪能する!? 『坊っちゃんの時代』

「文学者のキャラクターが登場する漫画」というと、イケメンキャラ化した「文豪」たちのバトル漫画『文豪ストレイドッグス』を思い浮かべる方も多いかもしれない。 『文スト』のキャラクターは、実在した文豪の名前とイメージを借りて新たに発想された、作家その人とは全く別のキャラクターだけれど、そこから文豪本人や、その作品に興味を持ち、作品を読み始めるきっかけとなる人もいるだろう。 だけど……実際、たとえば明治時代に書かれた小説をいきなり読もうとしたら、ちょっと手に負えないかもしれない。 そんなときには、実在した「文豪」の生涯を描いた「文豪漫画」をオススメしたい。

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平凡な話なんてない!エネルギー全開な農業エッセイ漫画『百姓貴族』

みなさんは、牛のエサがおいしいことはご存知だろうか。 噛み砕くと香ばしさが口いっぱいに広がる。そして食べる手が止まらなくなる。 ビールのおつまみにぴったりだ。 さて…筆者の頭がおかしくなった訳ではない。 本当に食べたことがある。 現在は廃業してしまったが、昔、私の実家では牛を飼っていた。 育てた牛を食肉用に出荷する、畜産業を営んでいたのだ。 そこで、牛の世話を主だってやっていた叔父に「牛のエサ、うまいから食べてみーや」と言われ、口に運んだ、というのが経緯。

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福原遥さん×佐藤大樹さん主演の実写映画が大ヒット上映中!『4月の君、スピカ。』原作レビュー

天文部で繰り広げられる三角関係を描いた大人気少女マンガ『4月の君、スピカ。』の実写映画が全国の劇場で上映中です。主人公の星を福原遥さん、そんな星に片思いするちょっぴりチャラめ男子の泰陽を佐藤大樹さん(EXILE/FANTASTICS from EXILE TRIBE)、泰陽の幼馴染であり星の想い人でもある深月を鈴木仁さんが演じていることでも話題ですね。そこで今回は、映画の公開と同日にかきおろし番外編を収録した10巻も発売された、原作マンガの『4月の君、スピカ。』をご紹介します。

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楽しく数学アレルギーに立ち向かう!『数字であそぼ。』

「数学」、というか「数字」、好きですか?  筆者は率直に言って、「数字」が苦手である。 学生の時、具体的には高校2年時の「数学B」で初めてテストで一桁の点数を取り、通知表に5段階評価で「1」がつくという体験をして以来、「自分は数学ができないタイプの人間だ」という確信を抱いており、以来「数学的な気配のするもの」一切を遠ざけながら、「私、数字ダメなんだよね~」と自分にも他人にもヘラヘラと開き直ってここまで来た。 しかし、いい大人になると結構…「数字ダメなんだよね~」では済まされない局面が、たびたび訪れる。そのたびに、自分は欠陥人間のような気がして凹んでしまうのだ。 そんな境遇にある大人たちにぜひ読んでほしいのが、『数字であそぼ』(絹田村子)だ。