武田すん先生作、着ぐるみの化物に変身する能力を持った高校生加賀谷修一と、その中に入ることが出来る少女、青木紅愛(クレア)を中心とするバトルラブコメ『グレイプニル』が2020年4月よりアニメ放映開始!
そこでアニメ化に際し、主人公である加賀谷修一役の花江夏樹さんにインタビューを行いました。
出演が決まった当初、作品への印象はどのようなものだったのでしょうか?
花江:オーディションの時に原作の資料をいただき、読ませていただいたのですが、ダークな雰囲気の中にちょっとしたお色気要素やラブコメがありつつ、コインを集めて変身をして強大な謎と戦う作品なので、暗くもなりすぎずに緊張感もあり、凄くバランスが取れていると感じました。
面白くて、全部ササッと読んじゃいました。

花江:最初はやっぱり、なよなよしているというか……
優しい子なのであまり人に害を加えないというか……誰にでも優しく接してあげられる子だな、と。
でも、クレアと出会って、自分の謎の能力に困惑しながらも、段々と現実と向き合って、決意をして変わっていく男の子でもあります。
原作を読んでいくうちに、「ああ、カッコよくなっていっているな」と。
-では、演じられる中で、段々と作品の印象は変わってきましたか?
花江:そうですね。やっぱり話の中の謎が徐々に明かされていくので変わっていきましたね。
ですが、演じていく上ではそんなに大変なことはなかったですね。
修一は結構、モノローグとかで自分の気持ちを言ってくれるので、何を考えているかは凄く分かりやすかったので。
花江:想像しますね。出来る限り同じ状況を。
どうしても再現するのは無理じゃないですか、シチュエーション的に。
なので、もしこうだったらとか、それに近い状況を思い浮かべながらやっています。
-なるほど。今回の作品ですと、想像するのも結構大変ですよね(笑)
花江:そうですね(笑)まずこう、変身するっていうのが……!
中に入ってくるっていうのは、体のどこの部分がビクンってなるんだろうとか(笑)
どんな感じなのかなって……

-作品を全て読まれたとのことですが、お気に入りのシーンがあれば教えてください。
花江:お気に入りのシーンは、そうですね……
修一は最初、クレアに対して受け身な感じだったんです。
だけど、クレアと運命を共にしようって決意をして、抱きしめながらそれを伝えるんです。
そのシーンが僕は凄く好きですね。
変わったなというか、成長したなって感じられるシーンなので。


-そのシーンではやはり、一層気持ちが入られたのでしょうか?
花江:ええ、入りましたね。
そのシーンの放送を楽しみにしていてください。
-修一は自分の中に化物がいることを隠しながら生きていますが、花江さん自身、人にはあまり教えていない裏の顔や意外な一面はありますか?
花江:全然ありますよ(笑)
マイクの前とかラジオとか、イベント事とかだとテンション高くいるんですけど、家では無言の時間もありますし、現場でもそんなに喋らないです。
あんまりこう、大声を出さないんです。
-そうなんですね! ラジオとかですと、明るく振る舞われている印象が強いので……
花江:ラジオとかはまぁ(笑)
別人というか、スイッチが多分違うんだと思います。
花江:オーディションの時にもそういう質問がありました。
正確にはどんな姿に変身したいかではなく、どんな能力がいいですかという質問でしたが。
その時は甘栗が僕の中で凄いブームで。
なので、両手から剥いた甘栗を出せる能力って答えて……
それでオーディションに受かりました(笑)
-そこが決め手だったんですね(笑)
花江:かも知れないです(笑)

花江:そういう力を手に入れちゃうと、ちょっと悪用しそうな気がして……
もしコインを全部集め切ったりしちゃったらマズいかも知れないですね(笑)
-意外な一面がここでも知られて良かったです(笑)
花江:まずは奥さんですね。
一緒に居て、身の回りのこととか支えてくれたりして、凄く助かっています。
あとはいつもゲームをやっている友達もですね。
一緒にいる時に何も考えず、普通に楽しんで遊んでいられる関係です。
口数は多くなるし、テンションも上がりますね(笑)

花江:そうですね……大人な感じです。
わーわー騒ぐというほどでもなく、どんよりしているわけでもなく、丁度良い感じですかね。
クレア役の東山さんとは、メイン級の役で一緒に収録するのは初めてでした。
そんなに今までいっぱい話していたわけじゃないですけど、凄い明るい方でムードメーカーなので、東山さんを中心に現場が回っているなという感じがしますね。
-普段漫画を読むときに、電子書店を利用されることはありますか?
花江:漫画を読む時は、ほぼ電子ですね。
紙はよっぽど気に入ったりとか、自分が出ている作品とかは買いますね。
-電子書店を利用していただいているとのことですが、具体的にはどういった場所で使われることが多いですか?
花江:家や移動中はもちろん、現場の休憩中とかも利用していますね。
便利ですよね、電子書店。
花江:僕は結構あまのじゃくなので、流行っている漫画ではなく、ちょっとコアなジャンルに手を出しがちですね。
あとは完結済みの作品を探したりとかですね。続きが気になっちゃうので、連載中の作品は。
一回、「宇宙兄弟」が面白そうだなと思って、これだけ巻数が出ているんだと思いつつ読んでみたら、まだ完結していないことに途中で気づいて……
あー、続き読むのどうしよう……凄い面白いけど、完結してからの方がいいかな、とか、そんなことを考えながら作品を探しています(笑)

-まんが王国には「知る人ぞ知る良作に出会える電子書店」というキャッチフレーズがあるのですが、そこで花江さんの「知る人ぞ知る良作・名作」を教えていただけますか?
花江:いいキャッチフレーズですね!
そうですね…最近だとインパルス板倉さんの「蟻地獄」と、ひとりひとり粛清していく「トリガー」がどちらも凄く面白かったですね。
他にはデスゲーム系とか、「闇金ウシジマくん」のようなキツい系も好きですね。
-電子書店の特徴なのかもしれませんが、まんが王国でも昔からアングラ系な作品がよく読まれていますね。
花江:うんうん。電子じゃないと買いづらかったりしますもんね。
花江:うーんと……スカッとするやつですかね。爽快なの。
それこそ、駆け引きとか、頭脳戦とかでスカッとするやつでもいいし、
「LIAR GAME」とか「嘘喰い」とか「ONE OUTS」とか……
あとは「いぬやしき」とかも結構スカッとする系ですよね。
おじいちゃんが悪いヤツを倒すっていう。
そういう感じの、まだあまり知れ渡っていない作品を知りたいなと。
-ありがとうございます!では花江さんの読んでみたい「駆け引き」や「スカッとする」系の特集を、まんが王国の特集で作らせていただきます!
花江:あ、ホントですか(笑)楽しみにしています!


花江:「グレイプニル」も人を選ぶ漫画ではあるのかなぁとは思うんですけど、特に男性の……高校生以上とかかな? そんな方たちには是非読んでいただきたいと思います。
武田先生は女性を描くのが凄く上手くて、お色気シーンもそうだし、表情ひとつひとつ取っても魅力的です。
そんな魅力的なキャラクターたちが、とんでもない展開に巻き込まれていって、そこで人と人の絆だったりとか、そういう状況に追い込まれた時に人間ってどういう風な行動を取るのかとか……凄く繊細に描かれていますので、是非読んで、一緒にドキドキしながら謎を解いていって欲しいなと思います。
花江さんの出演される「グレイプニル」原作の試し読みはこちらから!

花江さんの他出演作品
下のリンクから作品ページに遷移します。
・ランウェイで笑って
・四月は君の嘘
・転生したらスライムだった件
・東京喰種トーキョーグール
・鬼滅の刃
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