双葉社

レビュー

「欲情」は悪いことじゃないけど、ときに相手を傷つける。十人十色の“性の目覚め”を描いた『中学性日記』

たいてい、若いころに思い悩んだことの多くは、10年も経つと笑い事になるものだ。「なんであんなことで悩んでいたのだろう」と不思議に頭をかしげるが、おそらくそこは必要な通過儀礼のようなものだったのだろう。 シモダアサミの描く『中学性日記』を読んでいると、そんな些細な悩みやコンプレックスで頭がいっぱいだった頃を思い出す。 当作品は、多くの男女が性に目覚める「中学生」という時期に焦点を当てたオムニバス形式の作品である。 思春期の彼らは、自分にも他人にも意識が過剰で、とても不器用で、不安定だ。不用意に傷つけたり誤解しあう姿にもどかしく思う人もいるだろう。しかし、きっと必ずどこかで「ああ、私も昔そういうことで悩んでいたよ」と言いたくなる瞬間があると思う(あなたがすでに「大人」であるならば)。

レビュー

Twitterから産まれた「沼コメディ」漫画 『男子高校生とふれあう方法』

頭の中をからっぽにして、何も考えずにゲラゲラ笑いたいときってありませんか?   「面白い漫画を読みたいけど、ストーリーが複雑だと取っ付きにくい」 「すでに何冊も発売されている漫画だと、追いかけるのが大変」 などなど、新しい漫画を読み始めるのは、意外とハードルが高いという人も多いでしょう。

まとめ

とにかく推したい。このメガネ男子がたまらない3選

私事ではありますが、昔からはちゃめちゃにメガネ男子が好きなんです。   とりわけ二次元において、メガネ男子の位置づけってオンオフがはっきりしていたり裏表があったり、エリートキャラだったりとなにかしらギャップがあることが多い気がしていて。   メガネ男子×二次元=ギャップ萌え の方程式が成り立つと思うんですよ。   女性読者の皆さんの中にも、私と同じくメガネ男子好きの方は多くいらしゃるのではないでしょうか……? そこで今回は、愛おしく魅力的なメガネ男子が登場する漫画を3作品ご紹介します!

その他

まんが王国に投稿されたレビューをご紹介!『みんなのまんがレポ』vol.3 『あなたがしてくれなくても/ハルノ晴』

今回ご紹介するのは、ハルノ晴先生の『あなたがしてくれなくても』です! 吉野みち、32歳。結婚して5年、レスになって2年。夫とは仲が悪いわけではないけれど、みちは満たされない思いを抱えています。 ひょんなことから、会社の先輩で既婚の新名誠(36歳)と飲むことになったみちは、思いがけず新名も同じ悩みを抱えていることを知り、距離が近くなっていきます。

ランキング

仏女に捧ぐ。仏教漫画ランキング

4月9日は「大仏の日」。天平勝宝4年 旧暦4月9日(新暦752年5月26日)に、奈良の大仏の開眼供養が行われたことにちなむそうです。 また、「歴女」と並んで「仏女」という言葉もしばしばメディアで使われるようになりましたが、近年「働く女性」「頑張る女性」の癒しとして、仏教の世界が注目されています。