4月9日は「大仏の日」。天平勝宝4年 旧暦4月9日(新暦752年5月26日)に、奈良の大仏の開眼供養が行われたことにちなむそうです。
また、「歴女」と並んで「仏女」という言葉もしばしばメディアで使われるようになりましたが、近年「働く女性」「頑張る女性」の癒しとして、仏教の世界が注目されています。
そこで、本日は仏教を題材にした漫画を『まんが王国』2018年3月売上ランキング形式でご紹介します!
第6位
©なかおもとこ/双葉社
「ほどほど」に穏やかな生活を送りたい室生修平は、よく調べもせず「ほどほど」の学力の高校に入学。しかしその学校は、仏教系の学校だった!学校で次々に現れる仏教マニア、仏教行事の数々に翻弄され、全く穏やかでないブッダな高校生活に―!?
筆者も学生時代は仏教系の学校に通っていたため、読んでいて懐かしい気持ちになりました。しかし、知らない人には「仏教校」は新鮮すぎる世界かも知れません。読めば、きっと仏教を身近に感じられるはずです!
第5位
©Kaoru Aida/講談社
寡黙で人付き合いが苦手な無我は、幼なじみ・零雄とともに、幼い頃から仏像彫刻に打ち込んでいた。無我は徐々に実力を開花し、彫刻の楽しさに目覚めていく。しかし、零雄は無我の変化に焦り始め―!?
仏像彫刻に打ち込む少年達の、成長と友情の物語です。
芸術としての彫刻ではない、仏像造りとは―。仏像に込められた意味。その奥深さとひたむきに向き合う少年達の姿に、引き込まれます。
第4位
©こやす珠世/小学館
「病院付き牧師」ならぬ「僧侶」兼「緊急医」として緊急病院に勤める、松本照円。患者さんには「縁起が悪い!」「まだ生きてるよ!」なんて物を投げられたりしますが、仏の教えは、人生にも医療にもきっと役立つと信じ、日々邁進します。
人間らしい迷いや煩悩に翻弄されつつも、仏道も医療も精進しようとする主人公。彼の志に、きっと学べる事が多い作品です。
第3位
©Roku Kobayashi/星海社・講談社
なにをやってダメダメなルリが辿り着いたのは、坊主たちが働く”寺カフェ”だった―。
真面目すぎる店長の隆光、チャラ男の彩蓮、ミステリアスな春海。型破りな僧侶たち(但しイケメン)がくり広げる、ホッコリ系仏教コメディ漫画です。
第2位
©相内美乃・桜井美音子/集英社クリエイティブ
何者かに僧侶である父を殺された息子・天空は、読めば死人の記憶を追体験できる経文「成仏開口秘呪経」を見つける。自ら僧となった彼は、その秘術を使って父の仇を探し始める。
お坊さんの漫画と思いきや、良い意味で期待を裏切られるミステリー作品です。次々と起こる急展開に、目が離せません。
第1位
©Ran Kuze/講談社
その坊主は、この世の全てを「解毒」する――。出自不詳、委細不明のミステリアスな美坊主が、仏道で悩める現代の子羊たちの人生の「毒」を押し流します。
オムニバス形式で、読めば毎話読んでいるこちらまで気持ちよく解毒してくれる作品です。
いかがでしたか?
新年度が始まって1週間。
少しお疲れ気味の方も、仏教の世界に触れれば、明日の活力が沸いてくるかもしれません。