講談社

レビュー

センパイキモいっスね。後輩はイジりがちょっと過激『イジらないで、長瀞さん』

思春期男子は、押されると弱い。女の子にぐいぐい押されたい願望は、みんなあったんじゃないかなあ。ただし、叩いたり罵られたりバカにされたりとなると、少々厳しいかもしれない。 『イジらないで、長瀞さん』のヒロイン・長瀞さんは、美術部員のセンパイを文字通り泣かせるまで詰め寄ってくる女の子。主に言葉責め。「キモいっスね」「センパイ瞼がピクピクしてますよぉ?」「男のくせに…力弱いっスね~」「女子から告られるとか有り得ると思ってるんですか?」容赦なく責める。そりゃ泣くわ。

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「王道部活モノはもういい!」 ではこのマイナー部活漫画4作をどうぞ

「部活漫画」と言われて浮かぶのは、どの部活をテーマにした作品ですか??   野球、野球、バスケ、サッカー、野球、バレー、テニス、サッカー、吹奏楽、野球、サッカーオッケーもういい。分かる、そうなるよな。   今回は「オススメ野球漫画30選!!」といった王道部活まとめではなく、「マイナーな部活」を舞台にした作品を4つご紹介します。「こんなカタチの青春もあったんだ……」としみじみしながらご覧ください。

まとめ

ありえない設定が笑える!破天荒なアイドル漫画3選

2010年代、日本のポップカルチャー史に強い熱狂を残したジャンルの1つとして、「アイドル」文化の盛り上がりは外せないだろう。   今や国民的アイドルの座を確立したAKB48グループ。 メンバーを入れ替えながらも、00年代から根強い人気が続くモーニング娘。 アリーナ・ドームクラスのライブを連発するももいろクローバーZの台頭。 先輩に続けと言わんばかりに、乃木坂46、Juice=Juice、私立恵比寿中学といったライバル・妹分グループも日々成長を続け、アイドルシーンの中心を担う存在へと変貌を遂げている。

まとめ

テラハじゃないけどドラマはある。シェアハウスが舞台のマンガ3選

「え、シェアハウス?? テラスハウスみたいな感じ??」   各地のシェアハウスを転々とする生活の中で、筆者がいちばん聞かれがちな質問です。 シェアハウスでの暮らしがいまいち想像できない。 そんな方に向けて、本記事ではシェアハウスを舞台にした3つのマンガをご紹介します。

まとめ

この手塚治虫がヤバい。タブー、猟奇、異常性癖……「漫画の神様」のエグい作品を改めて読む

手塚治虫の漫画を、読んだことはありますか? 現在の日本の漫画の基礎を築いた漫画家・手塚治虫。科学やさまざまな文化、教養を下敷きに描かれた彼の作品には、なんとなく「教育上よろしい」というイメージがある。さて、本稿で紹介したいのは、学校の図書室には置いていないタイプの手塚治虫作品である。

レビュー

横浜・恵比寿・吉祥寺。その引っ越し先、憧れだけで決めてない? 『吉祥寺だけが住みたい街ですか?』

そろそろ引っ越してみようかな、なんてつぶやいてはみるものの、瞬間、頭のなかに「でも今の家は駅から近いし」「古本屋もあるし」「近くのご飯屋は美味しい」…と反対意見が山ほど浮かび、引っ越しモチベーションをひねりつぶします。そんな時に読んだら、心から「うらやましい…」と思ってしまうのがこの作品、『吉祥寺だけが住みたい街ですか?』です。

レビュー

どうしようもない状況下で、もがく少年少女たち。『神様がうそをつく。』

どうするのが正しかったのだろう。作品を読んだ時に、登場人物が取った行動について考えることがしばしばある。行動次第で、より良い未来を得ることができたのではないか、と。 『神様がうそをつく。』という作品でそれを考えた時、どうしようもなさに無力感を覚えてしまう。