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もうすぐ30歳ですがどうにかして今から高校球児になれませんか?『おおきく振りかぶって』

私は高校時代、漫画研究部だった。「漫画を研究する!」と意気込んで毎日部室に篭り、毎日漫画を読んでいた。いや、描いてもいましたよ。9対1ぐらいで。 休日も本屋に通った。友達の家に遊びに行くこともあったが、そこでも漫画を読んでいた。 「高校」という青春ど真ん中にそういった暮らしをしていたおかげで、今こうして漫画について文章を書けるわけで、それについて後悔はしていない。 ただちょっと、ほんのちょっと、小指の爪の先ぐらい、時々思う。 「甲子園、目指したかったな」って。

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新米刑事と大泥棒が手を組んで事件解決!? ドラマも放送中の漫画『ドロ刑』

名探偵シャーロック・ホームズのそばにワトソンがいるように、犯罪や事件を追うストーリーが軸となった作品では、主人公が相棒とタッグを組んで行動することが多い。例えば、映画『探偵はBARにいる』シリーズの大泉洋と松田龍平だとか。ドラマ『トリック』では仲間由紀恵と阿部寛がコンビになっていたし、人気アニメ『TIGER & BUNNY』もそう。『相棒』という、その名もズバリなドラマもある。ドラマや映画ばかりの例で恐縮だが、このように、主要キャラクターが2人1組になって活躍する作品を“バディもの”などと呼ぶ。

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連載終了から24年、未だ色褪せない『幽★遊★白書』は何度読んでも愛が深まるばかりの名作だよねという話

正直なところ、少年漫画でよくある「バトル漫画」には、あまり興味がなかった。 ギャグ漫画だと思って読んでいた作品が突然シリアスなバトルシーンに入ったりすると、「早くこの戦い終わらないかなぁ」と思うくらい、興味がなかった。 そんな私の価値観を根底から覆した漫画がある。バトル漫画の面白さ、見所を教えてくれた作品がある。 知らない人はほとんどいないであろう、冨樫義博先生が手がけた超有名作品『幽★遊★白書』だ。

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一度読んだら、始めずにはいられない!? 趣味の“きっかけ”漫画4選

秋は気温も落ち着き、過ごしやすい季節。また、食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋というように、いろんなことに取り組みたくなる時期でもあります。 日ごろから「なにか趣味を始めたい」「新しい自分を開拓したい」と思ってはいても、実際のところ何が面白そうなのかは自分だけではわからないことも多いですよね。そんなときには、まず漫画を読むことから始めてみるのはどうでしょうか?今回は、主人公が夢中になっていることを読んでいる自分もつい始めたくなってしまう……そんな“きっかけ”漫画を紹介します。

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この号泣は義務教育レベル!『フルーツバスケット』を読んだことがない友人に読ませてみた

もし自分が親になって子どもができたとき、子どもに読ませたい漫画としてどれを本棚におくか。   ひとたび漫画好きが集まれば、「『SLAM DUNK』は義務教育」「『あさきゆめみし』を読めば古文は安心」「『銀の匙 Silver Spoon』で食のリテラシーを高めたい」と様々な意見が飛び出す。   とある友人は、息子の身長が140cmくらいになったら届く高さに桂正和先生の『電影少女』を並べたいと言っていた。素晴らしい親心である。   さて、いろんな作品が候補に上がるなか、この名前を出すとほぼ全員が「ああああ〜〜〜わかる」と納得する作品がある。   高屋奈月先生の『フルーツバスケット』である。

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編集者の視点で選ぶ! 本づくりに情熱をかける“本のオシゴト”漫画3選

ここを読んでいるあなたは、人並み以上には漫画が好きですね。でも、漫画がどうやって出来上がるのかは、知らない人も多いのではないでしょうか?今回は、本を愛す人にこそ読んでもらいたい、本ができるまでを描いた作品を紹介します。出版・編集と聞くと、華やかなイメージもあるかもしれませんが、じつは作業のほとんどが地味なもの。それでも、編集者と作者の間で生まれる困難や、人間ドラマがたくさんあります。そんな“本のオシゴト”の魅力を、編集者でもある筆者の視点と併せて紹介したいと思います。

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今週のまんが名言vol.31 土竜<モグラ>の唄/高橋のぼる

潜入捜査官・菊川玲二の極道サクセスストーリー『土竜の唄』からの名言! モグラ(潜入捜査官)の菊川玲二が、極道の世界で成り上がっていく、痛快アクションコメディ。 玲二が万引きした女子高生に厳しく言った言葉。 万引きをした女子高生に、店主がいたずらをしていたことを見破った玲二。その悪行から救うために無罪放免にするが、罪をしっかり自覚させるべくかけたひとこと。 さらに玲二はいたずらをしていた店主に対して、「人の事をゴミだなんて言う人間こそ、本当のゴミなんじゃないのか」と厳しく詰め寄り、過ちを認めさせた。

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驚異の死体遭遇率!イケメンモデルの謎解きミステリ『重要参考人探偵』

友達みんなで「あれ読んだ!?」と考察にワイワイはしゃぐ漫画もいいけれど、たとえばカバンの奥に常にあって、手持ち無沙汰の時に何度でも読み返せるような漫画も素敵だな、と思う。 絹田村子先生の作品は、私にとってそんな空気を持つものばかりだ。スッと日常のそばにいて、静かに心に入り込んでくる。 今回紹介するのは、とある不幸な体質を持つ男の、すこし不思議で恐ろしいミステリ漫画『重要参考人探偵』である。

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本当の「善」と「悪」とは何か?『いぬやしき』で描かれる存在意義の観念について

何がいいことで、何が悪いことか。 みなさんには、これがすぐに判断できるだろうか? 私には、それがよくわからない。「いいこと」も「悪いこと」も人によって異なるからだ。 そんな私が最近読んだ『いぬやしき』という漫画がある。『GANTZ(ガンツ)』の作者・奥浩哉先生が手がけた人気漫画で、2017年にアニメ化、2018年には実写映画化もされた。 「身体がロボットになったヒーローが悪い奴を倒す、よくあるバトル漫画でしょ?」と思っていたのだが、それは大間違いだった。アクションというよりは、緻密な心理描写や、人間関係が描かれているヒューマンストーリーに近いかもしれない。