メディア化

レビュー

心を込めて読み上げたい!劇中劇からハマる『ガラスの仮面』

一般的に「ごっこ遊び」は何歳までするものだろうか?『ガラスの仮面』は、いい年した大人でも「ごっこ遊び」をしたくなってしまう漫画だ。   読んだ後には必ず、姿勢を正し、胸を張り、腹式呼吸の良い声でセリフを読み上げたい衝動に駆られる。まずはご近所迷惑にならない声で1回。いや、今のセリフじゃ伝わらない。抑揚をつけてもう1回。ダメだ、魂がこもっていない……!こんなんじゃ紅天女にはなれない!

レビュー

少女漫画は煩悩まみれ? 僧侶が『好きっていいなよ。』を読んでみた。

「俺は強い煩悩に会いてぇ…!」   まるでバトル漫画の主人公のようなセリフだが、僧侶である僕が普段から思っていることだ。   僧侶の使命が、この世から煩悩を無くすことなのだとしたら、一番強い煩悩とやりあうのが一番手っ取り早い。   そんな「煩悩の猛者」を探したところ、強い”匂い”を感じ、惹かれたのはそう。   「少女漫画」

レビュー

異端の名作!? 『魔人探偵脳噛ネウロ』は漫画を読む喜びに満ちている

今を去ること13年前、ある漫画のコミックス1巻が発売になった。アニメ化や実写映画化もされた大ヒット作『暗殺教室』――の作者・松井優征の連載デビュー作、『魔人探偵脳噛ネウロ』だ。   当時、私は即座に3冊買い、うち1冊を常に持ち歩き、友人知人と会うたびにおもむろにカバンから取り出しては薦めまくる(あわよくば押し付ける)“ネウロ推し女”と化していた。  

まとめ

5月病に負けないぞ!やる気がじわじわ湧いてくる漫画3選

梅雨入りして、空が曇ると気持ちも晴れず、やる気もダウン。しかも6月って連休がないんだよね……。 ダルっとしてしまった脳内をリセットして、夏に向けて頑張りたい!!   そんなあなたのやる気を後押しするようなやる気ジワジワ漫画を各作品のやる気が出てくるポイントとともにご紹介していきます。  

まとめ

「あの頃、俺たちは童貞だった」20代男子に捧ぐ00年代青春ラブコメ漫画3選

男はみんな、誰もが童貞だった。   そう。 クラブでヒューヒュー言ってる男も、マッチングアプリで300人斬りしてる男も、童貞の若者にマウントをとってバカにしてくるおっさんも、みんな昔は童貞だったのである。   そんな、思春期を童貞で過ごした俺たちには青春を共に過ごしたラブコメ漫画。 つまるところの「バイブル」が一つや二つ、必ず存在するはずである。

まとめ

ありえない設定が笑える!破天荒なアイドル漫画3選

2010年代、日本のポップカルチャー史に強い熱狂を残したジャンルの1つとして、「アイドル」文化の盛り上がりは外せないだろう。   今や国民的アイドルの座を確立したAKB48グループ。 メンバーを入れ替えながらも、00年代から根強い人気が続くモーニング娘。 アリーナ・ドームクラスのライブを連発するももいろクローバーZの台頭。 先輩に続けと言わんばかりに、乃木坂46、Juice=Juice、私立恵比寿中学といったライバル・妹分グループも日々成長を続け、アイドルシーンの中心を担う存在へと変貌を遂げている。