「無理はしてほしくない。2人で付き合っているんだから…」思いやりで恋を育む、強面イケメン先輩×ヘタレ純朴後輩のほのぼのワンLOVE『柴くんとシェパードさん』
©池森あゆ/ ジュリアンパブリッシング 恋愛は相手を思いやることが大切。片方の一方的な思いだけでは、いつかその恋は終わってしまいます。『柴くんとシェパードさん』は強面イケメン先輩×ヘタレ純朴後輩が、犬をきっかけに恋へと発展していくBL作品。男性同士なのに、そんなことを感じさせないほど、純粋な2人。互いを思いやる姿が印象的です。
©池森あゆ/ ジュリアンパブリッシング 恋愛は相手を思いやることが大切。片方の一方的な思いだけでは、いつかその恋は終わってしまいます。『柴くんとシェパードさん』は強面イケメン先輩×ヘタレ純朴後輩が、犬をきっかけに恋へと発展していくBL作品。男性同士なのに、そんなことを感じさせないほど、純粋な2人。互いを思いやる姿が印象的です。
©亜月亮/集英社 毎月18万部発行されている少女コミック誌「りぼん」。(SHUEISHA AD NAVIより) 世の中には一体どれだけの「りぼんっ子」がいるのだろうか。 世代ごとに思い出の作品が異なり、飲み会で「なんの世代?」なんて盛り上がることができるのは長く愛されてきた雑誌だからだと思う。 かくいう私は「りぼんっ子」だ。 1990年代後半から2000年代前半にかけてが私の現役りぼんっ子時代だった。
もし自分が親になって子どもができたとき、子どもに読ませたい漫画としてどれを本棚におくか。 ひとたび漫画好きが集まれば、「『SLAM DUNK』は義務教育」「『あさきゆめみし』を読めば古文は安心」「『銀の匙 Silver Spoon』で食のリテラシーを高めたい」と様々な意見が飛び出す。 とある友人は、息子の身長が140cmくらいになったら届く高さに桂正和先生の『電影少女』を並べたいと言っていた。素晴らしい親心である。 さて、いろんな作品が候補に上がるなか、この名前を出すとほぼ全員が「ああああ〜〜〜わかる」と納得する作品がある。 高屋奈月先生の『フルーツバスケット』である。
2018年の3月ごろ、Twitterで「料理にめんつゆを使う女とは付き合えない」と言う男の話が話題になった。 少なくとも自分は、そんなことを言っている男性は見たことも聞いたこともないが……。「料理にめんつゆを使う女性」ならひとり知っている。漫画の世界に。『めんつゆひとり飯』の主人公・面堂さんだ。
©えすとえむ/祥伝社フィールコミックス 「やられた」と思った。 この漫画を読んで、この発想に気づけなかった自分に悔しさを感じるほどだった。(漫画を描いているわけでもないし、漫画の編集者というわけでもない。ただの漫画好きなのだけれど。) 「やられた」と思った理由は二つある。
よく、家族でドラマを見ていたら、とつぜんベッドシーンが挟まれて、両親が子どもの様子を気にしてあたふたする……なんて場面がある。実際我が家でも、幼いころはそういった「変な空気」がたびたび食卓で起きていた。 でも、子供たちは、それが何を意味しているのかわからないのがほとんどなのではないだろうか。ベッドで二人の男女が裸で仲が良さそうに眠っている、その程度の認識なのではないか。(いまはデジタルネイティヴの世代だから、もっと知識もあるのかな)
この世で一番可愛いのは制服姿の美少女でも実家の猫でもない、実はおじさんなんじゃないか。というのはかなり言い過ぎですが、42歳のおじさんたちが主役のBL漫画『両想いなんて冗談じゃない!!』を読んで以来、その思いが確信へと変わってきました。 四十路の恋と聞けば、豊富な経験に裏打ちされた駆け引きやら、濃厚濃密なセックスシーンが待っているのかと思いきや、否、洗いたてのシーツのようにまっさら。 長年の片想いによってこじれにこじれた、不器用なおじさん二人のピュアな物語に悶絶すること間違いなしです!
「好きな人にフラれた」 「就職の面接に落ちた」 「仕事でミスをして上司に怒られた」 生きていれば、辛いことも恥ずかしいこと山ほどある。そのたびに、ややもすれば、私たちはつい「自分が世界で一番不幸だ」とでもいうような顔で頭を抱えてしまう。 でも、ふと冷静になる。たとえば屋根のある家に住んでいたら、毎日の食事に不自由していないのなら、友人が一人でもいるのなら、誰よりも不幸だ、なんてこと言うことはできないのではないか。恵まれていることがひとつでもあるのなら、それがない人に比べて、幸せだと言える部分があるということではないか?
2020年の東京オリンピック開幕まで既に2年を切っていると知り、時の流れの早さを実感する。猛暑の中で競技を行う選手たちの健康面、会場の工事を請け負う建設会社の経営破綻など課題が山積みではあるものの、大会が無事に開催されることを願わずにはいられない。 今回紹介するのは、オリンピック種目でもある女子体操がテーマの『はんどすたんど!』。女子体操も、パワハラ問題が世間を騒がしたのは記憶に新しいが、そんな暗いムードを吹き飛ばす明るさを持った4コマ漫画だ。
「週刊少年ジャンプでの連載終了から8年経った」と聞いて「え、もうそんなに!?」と驚いてしまったのだが、どうやらもうそれくらい経ったらしい。時の流れはとんでもなく早いものだ。 うすた京介先生による大人気漫画『ピューと吹く!ジャガー』の話なのだけれど、ついつい懐かしくなって「もう8年かぁ」と思いながらパラパラとページをめくっていくと、やっぱりめちゃくちゃにおもしろくて、1冊…2冊…と読み進めてしまい、気づかぬうちに時間をごっそりと盗まれてしまった。 そんな『ピューと吹く!ジャガー』の魅力について、ここで改めて振り返りたい。