むき出しのエゴに心動かされる『シンギュラリティは雲をつかむ』
漫画を開けば、どの主人公も何かしら戦っている。 世界平和を目指す戦士の話、親の復讐を誓う殺し屋の話。 誰もが壮大な「大義」をもって戦っている。 じゃあ、もしも僕が主人公なら、何のために戦うのだろう? 一瞬考えてはみたが、一瞬で無駄だと分かった。
漫画を開けば、どの主人公も何かしら戦っている。 世界平和を目指す戦士の話、親の復讐を誓う殺し屋の話。 誰もが壮大な「大義」をもって戦っている。 じゃあ、もしも僕が主人公なら、何のために戦うのだろう? 一瞬考えてはみたが、一瞬で無駄だと分かった。
アイドル激戦の時代。かわいいだけじゃ目立てない。なにかコンセプトや記号性が必要だ。 漫画『バックステージ!』に出てくるアイドルの掲げた「個性」は、売れなかったらAVデビュー。 アイドルが挑む背水の陣は、余りにも過酷だった。
おひとり様、してますか? 私してる。今日もすごくひとり。 女性のおひとり様と聞くと、なんとなく私のような「独身独居、彼氏なしの20~30代」というイメージが出てきます。 が、『おひとり様物語 -story of herself-』に出てくるのは、それはそれは多種多様なおひとり様。
子供のいる親を見ると「セックスしたんだな」とつい考えてしまい、思春期に悶え苦しんだ人、多いと思う。 漫画『荒ぶる季節の乙女どもよ。』は、文芸部に所属する5人の少女が、性を理解できず苦しみ続ける様子を描いた群像劇だ。原作は『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』などで知られる岡田麿里。
脳天をつくようなキレッキレのトークと、耳触りのよい声。 「これは映像化よりも、音声化して欲しい」 『波よ聞いてくれ』を読んだら、誰もがそう思うに違いないと思っています……。
思春期男子は、押されると弱い。女の子にぐいぐい押されたい願望は、みんなあったんじゃないかなあ。ただし、叩いたり罵られたりバカにされたりとなると、少々厳しいかもしれない。 『イジらないで、長瀞さん』のヒロイン・長瀞さんは、美術部員のセンパイを文字通り泣かせるまで詰め寄ってくる女の子。主に言葉責め。「キモいっスね」「センパイ瞼がピクピクしてますよぉ?」「男のくせに…力弱いっスね~」「女子から告られるとか有り得ると思ってるんですか?」容赦なく責める。そりゃ泣くわ。
『赤ちゃん本部長』はタイトルそのままに“本部長が赤ちゃんになってしまった”というコメディ作品。身も蓋もない? いやいや、ここには今のこの国に足りないものがたくさん描かれているんです。
「胸キュンラブストーリー」なんて死語だ。 …ごめんなさいそれは言いすぎたかもしれない。 でも、ウェッティな「純愛もの」が流行った80〜90年代に比べたら、最近のコンテンツはカラッカラッにラブが枯渇しているのは間違いない。 最近では、ラブを主題にしたコンテンツでも、無理やりサスペンス要素を足したり、主人公がイかれた妄想野郎だったり、「ストレートに見せたカットボール」の場合が多い。
爽やかな陽気が心地よい季節となりましたが、実はこの時期、転職を考える人が増えるそうです。 その理由は至ってシンプル。6月はボーナスが出るからです。もらうものだけもらって、すっきりオサラバということですね。同じ理由で12月のボーナス後も退職者が多くなるとのこと。 読者の皆様の中にも、転職検討中な方もいるのではないでしょうか。今回はそんなときにとても参考になるマンガ『エンゼルバンク-ドラゴン桜外伝-』を紹介します。
あなたにとって漫画とは? 唐突すぎるが、そんな某『プロフェッショナル』顔負けのどストレートな疑問をあなたにぶつけたい。漫画はあなたの人生に何を与えてくれただろうか?