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ダンディズムとギャップは正義。おじさまフェチは全員『てんちょう、ダメ、絶対』を読んでくれ

ジャニーズよりも阿部寛が好き? 分かる。わたしも。   ピチピチの若い美男子よりも、貫録のあるシワを顔に刻み、大人の余裕と優しさで包み込んでくれる……、そんな「おじさま」が好きな方、きっといますよね。   今回ご紹介する『てんちょう、ダメ、絶対』に登場するのは、おじさまフェチの女の子。 理想のおじさまとの出会い、そして恋。   おじさまのダンディズムにゆっくりと溺れていく…………のが王道なんですけど、そうもいかない恋愛模様をぜひご覧ください。

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平成感ある〜!! こういう青春時代のマンガを気軽に読めるのはいいですよね。 GALS読みながら平成カルチャーを思い返してみる的な。

ああ、平成が終わる。   ガラケーはスマホになり、消費税は8%になり、「いいとも」が「めちゃイケ」が、「おかげでした」が終わり、SMAPが解散し、安室ちゃんが引退する。   平成元年に生まれた筆者はまさに平成ど真ん中世代。自分のアイデンティティのひとつが終焉を迎えるにあたって、ふと思い出したことがある。   それは……ギャル。

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江戸時代の性風俗がよくわかる『浮世艶草紙』にドキドキ

主に江戸時代を中心に描かれた、性風俗の絵画、春画。   2015年に東京で、2016年には京都で開催された「春画展」は、性を取り扱う展覧会ながら大盛況だった。東京会場では20万人を超える入場者数を突破したそうだ。   なんだかんだ言って、みんなやっぱり性のことには興味津々なのである。たった150年前でありながら、性の価値観が驚くほど違っていた江戸時代。そのさまざまなエロスに思いを馳せた人は多いはず。   そんな「江戸のエロが知りたい!」という欲望を存分に叶えてくれるの漫画が『浮世艶草紙』なのだ。  

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もしもゲームオタクがゲームの世界にまぎれこんだら…『百万畳ラビリンス』

ゲームの世界に入りたい。   無敵状態で走り回ったり、モンスターと旅したりしたい。   僕らはそんな夢のある世界の一端に触れたくて、現実世界になんら影響を及ぼさないのに、つい熱心にゲームに勤しんでしまうのではないでしょうか。   現実もそんなにつまらないわけじゃありませんが、非現実世界のめくるめくワクワク世界の刺激は、やはり格別なのです…!

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美しい四季の移ろいがスープに溶けたグルメ漫画『オリオリスープ』

味噌汁をズッと一口すすったときの、あのぬくもり。   均一的なインスタントの味じゃなく、旬の食材を使って、好みの味噌で味つけされた味噌汁がいい。栄養や水分がじゅわっと身体に染み渡っていく感覚がある。   それに共感できる人は手元に『オリオリスープ』を置いておくといい。

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異端の名作!? 『魔人探偵脳噛ネウロ』は漫画を読む喜びに満ちている

今を去ること13年前、ある漫画のコミックス1巻が発売になった。アニメ化や実写映画化もされた大ヒット作『暗殺教室』――の作者・松井優征の連載デビュー作、『魔人探偵脳噛ネウロ』だ。   当時、私は即座に3冊買い、うち1冊を常に持ち歩き、友人知人と会うたびにおもむろにカバンから取り出しては薦めまくる(あわよくば押し付ける)“ネウロ推し女”と化していた。  

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暗殺ピカレスクアクション『CANDY&CIGARETTES』少女と老人、 絆で巨悪に乗り込む

『COPPELION』の作者・井上智徳が現在連載している、少女と老人のアクション漫画『CANDY&CIGARETTES』。11歳の殺し屋少女と、元SPのじじいが相棒となって裏社会で戦う作品だ。ハードボイルドなじじいと、キラーマシーン少女の華麗さ。痛快すぎるので、今すぐアニメ化して動かして!

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神社・お寺・教会の後継ぎによる宗教コメディ『さんすくみ』

だいたい3人組、いわゆるトリオはなにかと創作物において、トラブルなり大きな出来事なりを起こしがちなのだ。『ズッコケ3人組』しかり、『絶対可憐チルドレン』しかり。   さて、これは宗教に関しても同じことがいえるのかもしれない。   今回紹介する『さんすくみ』は、神社、お寺、教会、それぞれの跡取り息子で幼馴染の若者3人組が繰り広げる、ドタバタ宗教コメディ漫画。

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むき出しのエゴに心動かされる『シンギュラリティは雲をつかむ』

漫画を開けば、どの主人公も何かしら戦っている。 世界平和を目指す戦士の話、親の復讐を誓う殺し屋の話。   誰もが壮大な「大義」をもって戦っている。   じゃあ、もしも僕が主人公なら、何のために戦うのだろう? 一瞬考えてはみたが、一瞬で無駄だと分かった。