恋愛

レビュー

「このBLがやばい!」1位。 潔癖症に立ち向かう恋のセラピー『テンカウント』が、今も多くの人を魅了するワケ

ボーイズ・ラブ(BL)の年間ベストとして毎年刊行されているムック『このBLがやばい!』(宙出版)。その2016年度版で1位を獲得し、ドラマCD、ゲームなどメディアミックス展開もされ、今年3月にアニメ化も決定した『テンカウント』。既に完結している作品にもかかわらず、ここまで人気なのは、いったいなぜ? それは、腐女子ではなくても楽しめるストーリーと、ゾクゾクするような駆け引きにありました。最近、BLは短編ものばかり読んでいた筆者ですが、本作はその面白さに一気読み。主役2人の関係性もツボです! 未読の人にもぜひ知ってほしい、本作の魅力的なポイントを紹介します。

レビュー

恋とは一体なんだ? 「恋の定義」を求めて『恋は光』を読んでみた

頼む、助けてくれ。 当方、生まれてこの方童貞の青年紳士26歳。 恋とは何なのか、未だにわかっていない。   道ですれ違う女の子を見て、「あ!可愛い!好き!愛してる!結婚したい!」って思う気持ちは、恋なのだろうか。 画面の向こうの満島ひかりを見て「あ〜〜〜〜〜〜生まれ変わりてぇ〜〜〜〜〜〜」と思う気持ちは恋?   恋ってなに? 妄想? 幻想? 髪にワックスつける奴だけが味わえるやつ? ねぇなんなの? 教えてよ。   「恋とは何か?」の解答がないと、最近、俺周辺の恋のインフレーションが止まらないのだ。   お釣りを渡すときいつも手を添えてくれる近所のコンビニ店員に、暴走した恋心を抱いて妙なアクションをしてしまう前に! 恋の定義をくれよ!!

インタビュー

『獣人さんとお花ちゃん』配信記念! 柚樹ちひろ先生インタビュー

獣人と人間――ふたつの種族のあいだには永遠とそびえ立つ、大きな壁がある。 偶然見つけた壁の亀裂から獣人の住処へ迷い込んだ花は、漆黒の獣人・サナティに「侵入者」として捕らえられるはずが、逆に助けられて――。 Twitterで話題となった「種族を超えた恋物語」・『獣人さんとお花ちゃん』が、ついにまんが王国で配信開始となりました!

レビュー

カップルには山あり谷あり、絆あり。当たり前の日常が愛しくなる同棲物語『逃げても逃げても』

なんとな~く気持ちがモンモンして、友達との約束をドタキャンしてみたり、仕事をズル休みしてみたり、恋人からの連絡を無視してみたり……。   なにか大きな不満があるワケでもないけれど、なんとなく今の日常から少しだけ逃げてみたくなる。そんなことって、たまにありませんか。私ある。たまにどころかめっちゃある。   仕事に、友人に恋人に家族に今ある人間関係に、目の前の日常に、ふとイライラもやもやとしてどこかに逃げ行ってしまいたくなる。

レビュー

さえない中年女が若手バンドに恋をして……『たそがれたかこ』は不器用な人へ送る応援歌

中年の恋愛だとか、若い男に夢中になる話だとか。 『たそがれたかこ』はそんな簡単な話ではない。   実年齢に精神年齢が伴わず、焦ったり後悔したり諦観したり、そんな中でふと「生きること」への活路を探す、不器用な大人全員をボコボコに殴ってくる作品なのだ。

レビュー

もし、同性の親友から恋心を抱かれたら……? 友情と愛情のはざまで揺れるピュアBL『まばたきのあいだ』

異性愛者であるわたしにとって、これまでの恋愛対象はいつだって男性。 女性が友達・親友以上の存在になる可能性を考えたことはありませんでした。   あの時友人だったあの子が、今仲良くしているこの子が、もし仮に、自分に恋愛感情を抱いていたとしたら。   そんなことをふと思ったのは、男性同士の友情と恋愛を描いた『まばたきのあいだ』を読んだことがきっかけでした。

レビュー

女子高生に振り回されながらも、揺るがない気持ち。『繋がる個体』

可愛い女性に迫られたら、男性はつい受け入れてしまうかもしれない。 あるいは、体の繋がりから始まる関係もあると割り切ってしまう人もいるだろう。 それは決して、悪いことではない。   ただそれでも、極限状態に耐えながら体だけを繋いでも意味がないことを説く、『繋がる個体』に憧れてしまうのだ。