恋愛

レビュー

全国の小学生を女装男子好きにした罪深い漫画『少女少年』をあらためて読んでみた

小学生のころ、私は小学館の学年別学習雑誌を購読していた。この字面ではピンと来ないかもしれないが、「小学○年生」という名前の雑誌といえば分かってもらえるだろう。 名前通り、「小学一年生」から「小学六年生」までの6種類があり、進級するごとに買う雑誌を変えていくという仕組み。しかし、発行部数の減少などの事情により現在は「小学一年生」を除いてすべて休刊していることを知り、時代の流れを感じてしまった。 それはさておき。当時の「小学六年生」で連載されていて、今もときどき本棚から単行本を取り出して読み返すほど思い入れが深い漫画がある。やぶうち優先生の『少女少年』シリーズだ。

レビュー

嘘みたいなご都合主義。ピュアな後輩×憧れの先輩『嘘みたいな話ですが』が羨ましい!

「片想い」が「両想い」になるのは難しいですが、漫画ならすぐ叶ってしまうこともありますよね。『嘘みたいな話ですが』は、その名の通り「嘘みたいな」状況でスピード交際に発展したカップルを描いたBL作品です。作者の腰乃先生の作風は、「若気の至り」と「性欲」に満ちた刺激強めの絡みシーンが印象的。エロい作品を読みたい!と思春期の男子学生のようなことを考えている方には、もってこいの作品だと思います。

まとめ

学園モノ×フェチの化学変化。 「植芝理一」作品の摩訶不思議ワールドを体感せよ

現在「月刊アフタヌーン」にて『大蜘蛛ちゃんフラッシュ・バック』を連載している漫画家・植芝理一先生をご存じでしょうか? 彼の作品はアニメやCDドラマなど、メディア展開されてはいますが、その認知度はまだ“知る人ぞ知る”レベルではないかと感じています。   先生の作品は、作風のベースはごく普通のラブコメなのに、そこに作者の「フェチ」が加わることで唯一無二の作品に仕上がっています。ときにオカルト、ときにSFといった視点を持つ作品たちは、ただストーリーを追うだけではないひと味違った楽しみ方もできますよ。そんな植芝先生の作品を、時系列で3作紹介します。

レビュー

「このBLがやばい!」1位。 潔癖症に立ち向かう恋のセラピー『テンカウント』が、今も多くの人を魅了するワケ

ボーイズ・ラブ(BL)の年間ベストとして毎年刊行されているムック『このBLがやばい!』(宙出版)。その2016年度版で1位を獲得し、ドラマCD、ゲームなどメディアミックス展開もされ、今年3月にアニメ化も決定した『テンカウント』。既に完結している作品にもかかわらず、ここまで人気なのは、いったいなぜ? それは、腐女子ではなくても楽しめるストーリーと、ゾクゾクするような駆け引きにありました。最近、BLは短編ものばかり読んでいた筆者ですが、本作はその面白さに一気読み。主役2人の関係性もツボです! 未読の人にもぜひ知ってほしい、本作の魅力的なポイントを紹介します。

レビュー

恋とは一体なんだ? 「恋の定義」を求めて『恋は光』を読んでみた

頼む、助けてくれ。 当方、生まれてこの方童貞の青年紳士26歳。 恋とは何なのか、未だにわかっていない。   道ですれ違う女の子を見て、「あ!可愛い!好き!愛してる!結婚したい!」って思う気持ちは、恋なのだろうか。 画面の向こうの満島ひかりを見て「あ〜〜〜〜〜〜生まれ変わりてぇ〜〜〜〜〜〜」と思う気持ちは恋?   恋ってなに? 妄想? 幻想? 髪にワックスつける奴だけが味わえるやつ? ねぇなんなの? 教えてよ。   「恋とは何か?」の解答がないと、最近、俺周辺の恋のインフレーションが止まらないのだ。   お釣りを渡すときいつも手を添えてくれる近所のコンビニ店員に、暴走した恋心を抱いて妙なアクションをしてしまう前に! 恋の定義をくれよ!!

インタビュー

『獣人さんとお花ちゃん』配信記念! 柚樹ちひろ先生インタビュー

獣人と人間――ふたつの種族のあいだには永遠とそびえ立つ、大きな壁がある。 偶然見つけた壁の亀裂から獣人の住処へ迷い込んだ花は、漆黒の獣人・サナティに「侵入者」として捕らえられるはずが、逆に助けられて――。 Twitterで話題となった「種族を超えた恋物語」・『獣人さんとお花ちゃん』が、ついにまんが王国で配信開始となりました!

レビュー

カップルには山あり谷あり、絆あり。当たり前の日常が愛しくなる同棲物語『逃げても逃げても』

なんとな~く気持ちがモンモンして、友達との約束をドタキャンしてみたり、仕事をズル休みしてみたり、恋人からの連絡を無視してみたり……。   なにか大きな不満があるワケでもないけれど、なんとなく今の日常から少しだけ逃げてみたくなる。そんなことって、たまにありませんか。私ある。たまにどころかめっちゃある。   仕事に、友人に恋人に家族に今ある人間関係に、目の前の日常に、ふとイライラもやもやとしてどこかに逃げ行ってしまいたくなる。

レビュー

さえない中年女が若手バンドに恋をして……『たそがれたかこ』は不器用な人へ送る応援歌

中年の恋愛だとか、若い男に夢中になる話だとか。 『たそがれたかこ』はそんな簡単な話ではない。   実年齢に精神年齢が伴わず、焦ったり後悔したり諦観したり、そんな中でふと「生きること」への活路を探す、不器用な大人全員をボコボコに殴ってくる作品なのだ。