青年漫画

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怖くはないけど、苦手な方は要注意?日常系の虫漫画3選

子どものころは虫が好きだったのに、大人になるにつれて苦手になってしまった人、いませんか? かくいう自分も、昔はミミズやバッタを平気で触っていたはずなのですが、今は家の中にカナブンが入ってきただけでもびびるようになってしまいました。 だけど、本や動画で見るぶんには大丈夫。というわけで今回は、作中にこれでもかと虫が出てくる漫画を紹介したいと思います。 どれも日常系の作品なので安心して読める……はずですが、虫の描写がやけにリアルだったり、嫌われ度ナンバーワンの「あの昆虫」が主人公の作品もあったりするため、ご注意ください。

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映像化待った無し!? 冴えないリーマンの命がけ完全犯罪計画『マイホームヒーロー』

多分この作品、そう遠くない未来にドラマなり映画なり、映像化すると思っております。 もともと『サイコメトラーEIJI』、『シバトラ』など、朝基まさし先生の作品は読んでいたので、この作品の連載がはじまったときも「お!朝基先生の新作や!読んだろ!」くらいの軽い気持ちで読みはじめたのだが、怒涛のハラハラ展開に犯され、常に新刊を欲する身体になってしまった。 山川直輝先生(原作)、朝基まさし先生(作画)のタッグによる『マイホームヒーロー』を紹介したい。

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涙腺崩壊!一人きりのオフタイムに読みたい家族がテーマの漫画3選

我が家は涙もろい人が多い。小学生のころ「奇跡体験 アンビリバボー」や「3年B組 金八先生」など感動するテレビ番組を観て家族みんな鼻をすすっている風景が当たり前だった。その風景を見てどこか冷めていた私は出る涙も出ず、中学生のころまで「ドラマや映画で泣いたことがない」ということが密かな自慢であり意地になっていた。(今考えるとなかなか捻くれているなと思う。)その意地は大人になっても引きずられており、今でも映画館など人前で感動して泣くことには恥じらいを感じてしまう。

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ありそうでなかった、リアルタイム家族漫画『よっけ家族』

年を取ると、食べ物の好みが変わるように、漫画の好みも変わってくる。 かくいう筆者も、かつては萌え漫画やラブコメ漫画ばかり読んでいたが(いまも読んでいるが)、最近は「家族漫画」にも手を出すようになってきた。 親子や夫婦、兄弟や姉妹の他愛ないやりとり。それらを眺めているだけでほっこりしたり、ときには涙さえ流すようになったのは、ひとり暮らしを始めて10年以上が経ち、自分の中で「家族」が「漫画の世界」だけの存在になりつつあるせいかもしれない。 『うさぎドロップ』や『よにんぐらし』など、これまでに数多くの「家族漫画」を手がけてきたのが宇仁田ゆみ先生。今回ご紹介する『よっけ家族』は、作者の出身地である三重県を舞台にした作品だ。

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『ゴールデンカムイ』が好きならこれ読んで!民族系漫画の魅力

アニメ2期も決定し、大ヒット中の『ゴールデンカムイ』。舞台となっている北海道への聖地巡礼も盛り上がっているようだ。 2018年1月には二風谷アイヌ文化博物館では『ゴールデンカムイ』とのコラボ展示が行われ、8月から開催されているスタンプラリーでは『ゴールデンカムイ』によってアイヌ文化に魅了された読者が次々と広大な北海道の大地を横断している。 そう。『ゴールデンカムイ』の魅力の核はスリリングなバトルシーンや謎が謎を呼ぶストーリーだけではなく、物語を彩るアイヌ民族の文化描写だと言ってもいい。 魅力的な民族文化に触れられるマンガはゴールデンカムイだけではない。民族の文化と歴史が鮮やかに描かれた漫画を2作品紹介する。

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並んで待つことで生まれる少女たちの友情もある!『待機列ガール』

『待機列ガール』は、日本でも類を見ない、並ぶ漫画だ。 しかも「行列」ではない。待機列だ。始まる前に形成された列の中、止まったまま数時間を過ごすという、過酷極まりない空間。 本作はとても漫画の題材にならなさそうな題材をテーマに、思春期の友情、自らの成長、日本の行列文化等を巧みに見せるエンタテインメントになっている。

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どん底で苦しむあなたに寄り添う唯一の漫画『最強伝説黒沢』

失意のどん底にいる人に寄り添ってくれる漫画とは、どんな漫画だろう。仕事がつらい時にはビジネス漫画を読んで自分を鼓舞する?恋人にフラれた時には恋愛漫画を読んで次の素敵な恋を夢見る? 素敵な漫画の世界に没頭できたとしてもページから顔を上げた時に待っているのはつらい現実。漫画の中で描かれる苦しみにはテンポ良い起承転結が用意されているが、現実の苦しみは冗長で、劇的な展開が見込める保証もない。 素敵な漫画を読んで「現実はそんなにうまくいかねーよ……。」と思うくらいに落ち込んでいる時、ちょうど良い距離感で手を差し伸べてくれる漫画が今回紹介する『最強伝説黒沢』だ。

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作り変えられていく街で生きのびるために。『鉄コン筋クリート』

2020年のオリンピックに向けて東京は今、ものすごい勢いで作り変えられている。 都市開発のため、老朽化のため、街の発展のため……さまざまな理由で、きれいなビルがバンバン建てられていく。同時に、日本特有の下町風景が少しずつ姿を消している。 例えば、去年取り壊された下北沢・駅前食品市場。そこは映画版『鉄コン筋クリート』の、ある場面のモデルになった場所であった。

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大人でも子供でもない。『ヒメゴト〜十九歳の制服〜』には19歳の葛藤や渇望がすべて詰まっている。

あなたは誰にも言えない「欲望」を抱えたことがあるだろうか。   「こうなりたい」という変身願望でもいいし、「あの人とこういう仲になりたい」でもいい。どうしようもなく、何かを猛烈に求めたことがあるだろうか。   わたしは最近ある作品を読んで、19歳の頃の「渇き」を思い出した。   峰浪りょう先生の『ヒメゴト〜十九歳の制服〜』である。

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煩悩のおもむくままに読みたくなってくるエッチなコメディ漫画4選

子供の頃。漫画を読んでいてエッチなシーンが出てくると、ドキドキしませんでしたか? ちょっと背伸びして大人の世界を覗きこんでしまったような、イケナイものをうっかり目撃してしまったような、禁忌に触れる緊張感。 今回は一般漫画でありながら、エッチなサービスシーンが多めな「ちょいエロ」特集! 夏バテもふっ飛ばして元気になれる4つのちょっとセクシーな面白漫画、紹介しましょう!